皆さん、お疲れ様です。
『ウマ娘 プリティーダービー』の公式YouTubeチャンネルであるぱかチューブっ!で本日に配信された最新のぱかライブTVでTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season3』の放送情報や最新のプロモーション映像が公開されましたね。
【TVアニメ第3期/10月4日(水)放送情報!】
— TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』 (@uma_musu_anime) 2023年8月22日
TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 3』2023年10月4日(水)より放送スタート!
▽初回放送
TOKYO MX/ BS11: 10月4日(水) 24:00 ~
関西テレビ : 10月7日(土) 25:45 ~
サガテレビ : 10月9日(月) 24:55 ~#アニメウマ娘 #ウマ娘3期 #ウマ娘 pic.twitter.com/Bp055uLZXZ
今回はそのTVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season3』の詳細発表記念に主人公であるキタサンブラックが所属するチーム〈スピカ〉に所属しているウマ娘で史実におけるGⅠ勝利数とそのレースを紹介していこうと思う。アニメ版は史実準拠であることから、史実におけるデビュー順に紹介していこうと思う。
☆GⅠとは
まずは、そもそもGⅠとは何かを簡単に解説する。
GⅠ(ジーワン)とは、競馬の競走において国際的に最高の格付けである。 各国によって異なるが、GⅠはGroup1もしくはGrade1の略称である。
日本では1984年に日本中央競馬会(JRA)が独自のグレード制を導入し、15の中央競馬のレースをG1レースに指定した。あくまでJRA独自のグレード制であったため、この頃のG1には国際的な格付けが認められていなかった。
2007年に、従来のG1レースのうち国際グレードを持つレースを引き続き「G1」表記、持たないレースを「Jpn1」表記とした。2010年までに全ての中央競馬のJpn1レースが国際グレードを取得したため、いずれもG1表記になっている。また、この年以降に創設・G1へ昇格したレースについても、全てG1表記である。
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー 2nd Season』ではヒロインで、アプリゲーム版のメインストーリー第1部では全体でのヒロインを務め、第1章「駆け出しの一等星」のメインだったメジロマックイーンは最強のステイヤーと呼ばれていただけあって主に長距離のGⅠレースでの勝利が目立つ。中でもGⅠでは最長距離である天皇賞(春)は2連覇しており、3連覇する可能性もあったが極限まで削ぎ落とした肉体に鬼を宿した「黒い刺客」であるライスシャワーに阻止されている。天皇賞(春)の3連覇をライスシャワーに阻止されるシーンはアニメ『ウマ娘 プリティーダービー 2nd Season』第8話やアプリゲーム版のメインストーリー第1部の第2章でも描かれている。
ちなみにウマ娘化している競走馬で史実におけるマックイーンの同期にあたるウマ娘は多く、マックイーンと同じメジロ家のウマ娘であるメジロパーマーとメジロライアン、トレセン学園ではライアンとルームメイトであるアイネスフウジン、マックイーンとはトレセン学園ではルームメイトであり、アニメ版ではチーム〈カノープス〉のメンバーでもあるイクノディクタス、そしてスプリンター路線であることからマックイーンとは競うことがなかったダイタクヘリオスとダイイチルビーがいる。
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー 2nd Season』では主人公だったトウカイテイオーは史実においては父親であるシンボリルドルフと同様に日本ダービーまでは無敗で勝利してきている。その後の骨折がなければシンボリルドルフと同様に菊花賞にも出走して無敗のクラシック三冠を達成していたかもしれない。幾度にもわたる骨折からの有馬記念で奇跡の復活をして1着を獲るのも含めてアニメ『ウマ娘 プリティーダービー 2nd Season』で描かれている。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるテイオーの同期にあたるウマ娘はアニメ版ではチーム〈カノープス〉のメンバーであるナイスネイチャとツインターボ、そして距離適性と路線の関係上、同じレースでは競うことがなかったヤマニンゼファーにケイエスミラクルがいる。
- GⅠ勝利数:1
- 勝利レース:宝塚記念(1998年)
アニメ『ウマ娘 プリティーダービー』ではヒロインで「異次元の逃亡者」の二つ名の通り大逃げを得意としていたサイレンススズカはチーム〈スピカ〉のメンバーの中ではもっとも少ない宝塚記念の1勝のみだが、シニア級に入って以降のGⅡやGⅢのレースでは毎日王冠まで連勝を重ねている。
史実とアニメ版では沈黙の日曜日事件の通り天皇賞(秋)で左脚を粉砕骨折してしまうエピソードは有名だが、アプリゲーム版の育成やメインストーリー第1部の第5章「scenery」では史実を乗り越える形で骨折はせず(※ただし史実の骨折を彷彿とさせる描写は存在する)、大ケヤキを超えて無事にゴールまで駆け抜けて勝利し栄光の日曜日となる形が描かれている。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるスズカの同期にあたるウマ娘はメジロマックイーン並みに多い。その年の菊花賞の勝ち鞍である占い等のオカルト系が趣味なマチカネフクキタル、アニメ版ではチーム〈リギル〉のメンバーの1人で、嬉しくなると相手をハグするところや人懐っこいところが大型犬のような印象を受けるタイキシャトル、名門メジロ家のウマ娘であるメジロドーベルとメジロブライト、さらにはワールドワイドで常に世界を意識しているウマ娘のシーキングザパールがいる。
テレビアニメ『ウマ娘 プリティーダービー』では主人公で、アプリゲーム版のメインストーリー第1部最終章「夢の原石」及び「煌きはどこまでも」のメインだったスペシャルウィークは「黄金世代」と呼ばれており、日本一のウマ娘になるという夢があっただけにGⅠレースでの勝利数が4と多い。さらに1999年に勝利した天皇賞(秋)では当時のレコードを記録している(※現在の天皇賞(秋)のレコードはウマ娘にいるトーセンジョーダンである)。
世界最強を目指す同期のエルコンドルパサーがフランスの凱旋門賞で勝てなかったモンジュー(アニメ版ではブロワイエ)にジャパンカップで勝利したエピソードはアニメ版でもメインストーリーの最終章でも描かれている。これによって「日本総大将」と呼ばれるようになり、彼女が北海道から上京してきた時からの夢だった日本一のウマ娘になることができたとされている。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるスペシャルウィークの同期にあたるウマ娘は彼女と同じく黄金世代でありクラシック三強とも呼ばれたセイウンスカイとキングヘイロー、史実ではスペシャルウィークが一度もレースで勝つことができなかったグラスワンダーにエルコンドルパサー、そして史実ではトウカイテイオーと同様にあのシンボリルドルフの子供にあたるツルマルツヨシがいる。
☆ウオッカ
- GⅠ勝利数:7
- 勝利レース:阪神JF(2006年)、東京優駿(日本ダービー)(2007年)、安田記念(2008年・2009年)、天皇賞(秋)(2008年)、ヴィクトリアマイル(2009年)、ジャパンカップ(2009年)
ウオッカはなんとチーム〈スピカ〉及びウマ娘史上においても最多の7勝である。その中に64年ぶりに牝馬が制したことで有名な日本ダービー(東京優駿)があるというエピソードも持っているのがこのウオッカだ。ウマ娘では後述のダイワスカーレットとしょっちゅう言い争っている場面が多く見受けられるが、そんなダイワスカーレットも史実ではGⅠを4勝しており、そんな強力なライバルがいるなかでウオッカはGⅠレースを7勝もしたのだ。さらに2006年に勝利した阪神ジュベナイルフィリーズと2008年に勝利した天皇賞(秋)では当時のレコードを記録している(※現在の天皇賞(秋)のレコードはこれまたウマ娘にいるトーセンジョーダンである)。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるウオッカの同期にあたるウマ娘は史実においてもウマ娘においてもライバル関係であるダイワスカーレットと、ウマ娘では写真になにかと映り込むことが得意なアストンマーチャンがいる。
前述のウオッカがGⅠを7勝もしているなかで、そんなウオッカとは同期でありライバルでもあり、トレセン学園ではルームメイトでもあるダイワスカーレットはGⅠレースを4勝もしている。この4勝のうちの半分はティアラ路線におけるGⅠレース(桜花賞と秋華賞)である。ちなみにオークスこと牝馬優駿は3日前に風邪と熱発を患ってしまったことで直前に出走回避したため、もし出走できていたらダイワスカーレットの実力的にもトリプルティアラこと牝馬三冠を獲っていた可能性が高い。さらに史実におけるダイワスカーレットはデビューから引退までのレースで2着未満になったことが一度もないのだ。そこがウマ娘では誰よりも1番にこだわる性格に反映されているのだろう。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるスカーレットの同期にあたるウマ娘は史実においてもウマ娘においてもライバル関係で何度も同じレースで競ったことのある前述のウオッカと、ウマ娘においては写真になにかと映り込むことが得意なアストンマーチャンがいる。
2015年の宝塚記念のゲート内で立ち上がってしまったことで出遅れからの120憶事件をはじめとして、その二つ名の通り「破天荒」なエピソードが有名なゴルシことゴールドシップだが、GⅠ勝利数は前述のウオッカと後述のキタサンブラックに次ぐ6勝だったりする。最初に名前を挙げた宝塚記念に関しては2連覇していたりもする上にクラシック三冠レースにおいては二冠持ちでもある実は凄いヤツ。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるゴルシの同期にあたるウマ娘は芝とダートで主戦場が違うことから同期だということを忘れられがちなのだが、苫小牧市の観光大使であるロコドルをやっているホッコータルマエがいる。
再来月の10月から放送される今回のアニメ『ウマ娘 プリティーダービー 3rd Season』で主人公を務めるキタサンブラックはウオッカと同様にGⅠレースでは最多の勝利数を誇る。さらに勝利したレースの中で2017年の天皇賞(春)ではなんとレコード勝ちしており、この記録は2023年現在、未だに破られていない。
ウマ娘化している競走馬で史実におけるキタサンブラックの同期にあたるウマ娘は同様にアニメ『ウマ娘 プリティーダービー 3rd Season』でメインキャラクターとなっているサトノクラウンとシュヴァルグラン、そして今回のアニメの最新PVでウマ娘化していたことが新たにわかったサウンズオブアースがいる。
ちなみにGⅠレースを史実で7勝しているウマ娘はこのキタサンブラックとウオッカの他にはトレセン学園の生徒会長であり「皇帝」の二つ名を持つ無敗の三冠ウマ娘であるシンボリルドルフとぱかチューブっ!で配信されたアニメ『ウマ娘 プリティーダービー ROAD TO THE TOP』ではメインキャラクターの1人であった「世紀末覇王」の二つ名を持つテイエムオペラオーがいる(※ルドルフとオペラオーはアニメ版の1期目と2期目ではチーム〈リギル〉のメンバーでもある)。