Twilight Ocean Blog

好きなアニメやイベント、キャラクターのことまで色々な内容で自由気ままに記事を書いてます。

アイカツ!シリーズはなぜオワコンになってしまったのか

皆さん、お疲れ様です。

 

先日に東京ガーデンシアターで開催された『アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』に現地参戦してきたことでアイカツ!シリーズの一旦の終わりを目の当たりにしてきたため、今回は「アイカツ!シリーズはなぜオワコンになってしまったのか」という題目で私なりの解釈を入れて書いていこうと思う。これに関してはいくつも原因があると私は思っているため、アイカツ!シリーズがなぜオワコンになってしまったのか、興味がある方はぜひとも最後までお付き合いいただければと思う。

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初代の人気が凄すぎた

まず大前提として、真っ先にこれが挙げられるだろう。初代である『アイカツ!』無印は600年を生きるドラキュラ伯爵の末裔という強烈なキャラクターを持つ上にゴシック系ブランドを愛するアイドルの藤堂ユリカ様の登場と共にその人気に火がつき、そこから売上も右肩上がりとなり1年目終了まではアイドル育成学校で一強だったスターライト学園に対抗できる勢力であるアイドル学校のドリアカことドリームアカデミーのアイドル達やそんなスターライト学園とドリームアカデミーの2大アイドル学校の勢力とも肩を並べる実力を持つユニットであるWM(神崎美月夏樹みくる)が登場してくる12の星座ドレスを中心としたシリーズ2年目にあたるシーズンの人気はなんとあのプリキュアシリーズを超えたくらいなのだ。ここがアイカツ!シリーズの全盛期といっても過言ではないだろう。

ニチアサ3作品のバンダイナムコグループ全体売り上げについてのグラフ

添付画像にもあるようにアイカツ!シリーズは初代の1年目から2年目にかけて人気と売上がドカンと上がり、その売上と人気があのプリキュアシリーズを抜いているのである(ちなみにこの時にもプリキュア勢も兼任していた私の仲間が言うには、アイカツに客を取られた影響が出たのか女児に人気であるはずのプリキュアショーは女児が少なかったんだとか)。

それだけ星宮いちごが主人公をやっていた頃の人気が凄かったということがわかるが、シリーズ3年目にあたるあかりジェネレーションでは売上がプリキュアシリーズ以下にまで急転直下で落ちてしまう。

このあかりジェネレーションでは主人公が2年目の終わりに初登場した、星宮いちごに憧れる新人アイドルである大空あかりに変わり、主要人物も新キャラクター達に変わっていくのだが、それと同時に星宮いちごやその周辺の人物がアニメにもほとんど登場しなくなった影響でファンが一気に離れたのか、あかりジェネレーションの初め頃にはリアルで行われていたミニライブも観に来ていた人が少なかったらしい。

これ以降はスターズ→フレンズ→オンパレード→プラネットと作品が1年や2年スパンで変わっていくのだが、いずれにせよ星宮いちごが主人公を務めていた『アイカツ!』の1年目と2年目の人気と売上を超えることができなかったことから、初代の人気が凄すぎたというのはアイカツがオワコンとなった原因の1つと言えるだろう。お笑い芸人で例えるならば、アイカツ!シリーズは一発屋になってしまったという表現もできる。

 

② 現行作品の人気や売上の面で困ったら公式がすぐに初代や過去作に頼るせい

これは上記にある「初代の人気が凄すぎた」ことに付随することなのだが、それ故に『アイカツスターズ!』以降のシリーズでは人気や売上の面が芳しくないと、すぐに人気と売上が一番良かった初代に頼るのだ。

例として、シリーズ5周年を迎えた『アイカツスターズ!』の時は筐体でキャラクター人気が高い星宮いちご霧矢あおい紫吹蘭のユニット「ソレイユのメンバー神崎美月藤堂ユリカ様大空あかりがプレイアブル化したり、シリーズ5周年にかこつけてアニメで『アイカツ!とのコラボ回を放送したりして、あかりジェネレーションになった時やシリーズがスターズに変わったタイミングでアイカツから離れてしまったファンを呼び戻そうとしていた

アイカツフレンズ!に変わってからは初代に頼ってなくない?」と思う人がいるかもしれないが、当時に筐体をプレイしていた私からすればシリーズの3作目にあたる『アイカツフレンズ!』の時は最初から初代とスターズに頼っていたと断言できる。というのも『アイカツフレンズ!』の筐体で遊べたモードの1つにアイカツ!ミュージアムというモードがあるのだが、ここでは『アイカツ!』及び『アイカツスターズ!』のキャラクターが使える上に曲もスターズ終了までで遊べたものを遊べるようになっていたのだ。本来ならばシリーズが変わったら筐体でもその作品のキャラクターしか使えなくなるのが普通だと思うのだが、最初から過去作のキャラクターが使えるモードがあった時点で現行作品の人気や売上が芳しくない時の保険として過去作に頼っていたと言えるだろう。

 

運営のやり方が下手くそすぎたせい

これも上記と同じように公式側に言えることなのだが、アイカツ!シリーズは運営のやり方がとにかくド下手なのである。

ライブに至っては2017年以降に開催されているライブでは「大声や奇声、公演の妨げとなる大きな音を鳴らすなどの行為、過度なジャンプ行為、クラップ、 そして、MIXや口上などのコールは禁止」というレギュレーションを設けているのだが、ライブ中にそれらのレギュレーション違反をしていて退場処分になってもおかしくない輩がいてもスタッフはそれらを退場させずに注意するだけで済ますため、そういったレギュレーション違反をする輩が減らないのだ。それによって女児向け作品のライブの中ではアイカツが一番治安が悪いといわれる始末だ。

ちなみにライブ会場周辺での飲酒は禁止というレギュレーションも設けられているのだが、それすらも違反してライブ前に会場周辺で飲酒をする輩がいるのだ。それに関してはスタッフが注意すらしないため、今から5年前である2018年9月8日の『アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』のDay1の時にある事件が起きてしまったことを覚えているアイカツ勢は多いだろう。

その『アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』が行われた2018年9月8日と9日はまだ夏の猛暑も残るような灼熱の暑い日だったのにも関わらず、物販が野外という頭の悪すぎるセッティングだったのである。おまけに物販スタッフが色々といい加減な対応をしていたせいで1人あたり平均6時間待ちという「どこのディズニーだよ!?」というツッコミを入れたくなるくらいの待ち時間だったのである。(※6時間というのは東京ディズニーランド東京ディズニーシーの人気アトラクションの混雑時の待ち時間と同等レベル)

こんなんじゃ熱中症で倒れる人が出てもおかしくないだろう?と思っていた矢先に事件は起こった。物販列に並んでいた1人が倒れてしまい、さらには意識がなかったことで救急車を呼んで救急搬送されるという事態にまで発展してしまったのである。この時に「救急車は物販のスタッフが呼んでくれたんだろうか?」と思っていたが、実際に救急車を真っ先に呼んだのは倒れた人の近くにたまたまいた人(しかも私の顔馴染みの人)だったと聞いたことで私は「スタッフは一体、何をやっているんだ!?💢」という怒りの感情を抱いた。さらには私のアイカツ!グループ仲間の1人が上級救命技能認定証保持者であったこともあって、倒れた人が救急搬送されるまでの間の対応にあたったのだという。それ以降は有志でアクエリアスいろはす等を買い集めてきて、並んでいる人に配りながら見回りをしていたのだが、それをやっていたのが全て会場に来ていた観客だったのである。それじゃあ、物販のスタッフは何をしていたのか?というと、今回の救急搬送された件があったことを受けて物販スタッフがやったことは「熱中症に注意!」と書かれた張り紙をするのと列の組み換えをしただけだったのである。たったそれだけしかしてやっていないのである。

その時の物販会場でスタッフと客がやっていたことをわかりやすく比較すると、こんな感じになる。

☆物販のスタッフがやっていたこと

  • 物販待機列を形成する
  • 救急車到着後は近くに行っただけで対応せず「熱中症に注意!」という張り紙をしただけ

☆物販待機列に並んでいた人達がやっていたこと

  • 物販待機列や完売情報の情報を逐一共有する
  • 熱中症で倒れた人のために救急車を呼ぶ
  • 救急搬送までの対応を迅速に行う
  • 水やスポーツドリンク等を買ってきて待機列に並んでいる人達に配る
  • 物販待機列の見回りをしながら、待機列に並んでいる人達に声掛けをする

上記のことを見てもらうとわかると思うのだが「これ、本来はスタッフがやることじゃないのか?」と思うことを物販待機列に並んでいる人達がやっていたという驚きの事実なのである。さらには後日物販があることをこの日のライブの後に発表したということもあり、私はこの出来事からアイカツ!シリーズの運営に対する不信感が芽生えていった。

アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』の物販会場に救急車が出動していた様子

こういった運営のいい加減さが目に見えて目立ってしまうと長年愛していたファンも愛想をつかして離れていってしまうというものである。この運営のやり方が下手くそすぎるというのもアイカツ!シリーズがオワコンとなった原因の1つと言えるだろう。

 

アイカツプラネット!』で半実写化したためと、そもそも時期が悪すぎた

これに関してはアイカツ!シリーズのオワコンになってしまったことに対してトドメを刺してしまった要素と言えるだろう。

アイカツプラネット!』は3年前の生配信で発表されたアイカツ!シリーズの新プロジェクトだったのだが、半実写化ということもあり発表当時は大炎上🔥した挙句、肝心な内容には触れておらず出演する演者の自己紹介とどうでもいい話をしただけだったことも多くの古参を怒らせることになった。

これは上記にある運営のやり方が下手くそという点にも共通してくるのだが『アイカツプラネット!』に出演する演者がもの見事にスターダストプロモーション(ももいろクローバーZ私立恵比寿中学等が所属している芸能事務所)の新人で固まっていたため、そのスターダストプロモーションの新人を売り出そうとしている意図が見え見えだったことも古参のファンに不信感を抱かせることとなった。

これだけに終わらず『アイカツプラネット!』からは筐体が新しいものとシステムに変わり、ゲームに使うものがカードではなくスイングというひし形のメンコのような物になったことで初代からオンパレード!の時まで一貫していた「芸能人はカードが命」という概念すら捨てることになったことで古参のファンが一気に離れていってしまった。

そういったことからアイカツ!からアイカツスターズ!に変わった時以上に古参のファンが一気に離れていったことで売上と人気がコンテンツの継続ができなくなるほどまでに落ちる結果となった。私からすれば案の定といった結果である。

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アイカツプラネット!』が始まった時期は今でも続いているコロナ禍の真っ只中ということもあって、宣伝活動も含めてアイカツ!シリーズでは恒例でやっていたミニライブを一度もできずに来てしまったことも大きいだろう。そういったことからプラネットで実写路線に切り替えるには、そもそもやる時期が悪すぎたとも言える。

 

⑤ 女児向け作品自体の需要がなくなってきているため

これはアイカツ!シリーズに限った話ではないのだが、ここ数年で女児向け作品シリーズが一気に終了し、結果的にまともに残っている女児向け作品シリーズが今年でシリーズ20周年を迎えたプリキュアシリーズのみとなってしまっているのだ。結果的に現在の女児向け作品はプリキュアシリーズの一強時代に戻ってしまっている。

数年前までは女児向け作品はプリキュアシリーズの他に実写作品だったガールズ戦士シリーズやサンリオの女児向けアニメだったミュークルドリーミーアイカツ!シリーズとそのライバル関係であるプリティーシリーズとこれだけの種類の女児向け作品が地上波で放送もされていたのだが、今年の時点で地上派で生き残っているのはプリキュアシリーズのみという現状なのだ。

こういったことから、今は女児向け作品自体の需要がなくなってきているのではないかという解釈ができる。ならば今の女児は何を観ているのか?何が好きなのか?という疑問に当然行きつくのだが、それはプリキュアシリーズ以外ならば映画の無限列車編での興行収入約400憶にもなった鬼滅の刃アーニャが人気なSPY FAMILY等のジャンプ作品であると言えるだろう。

ただ、今の現状は女児向け作品全体のピンチとも言える。というのも今のところ唯一、地上派で生き残っているプリキュアシリーズが終わってしまった場合、新しい女児向け作品が生まれなくなってしまうということにもなりかねない。プリキュアシリーズに対抗しうる女児向け作品シリーズがこの先、何かしら出てきてくれれば話は別になるのだが、果たしてどうなることやら。

ここまでアイカツ!シリーズがオワコンになってしまった原因を私なりの考察と共に書いてきたが、これだけの要素が揃っていれば現在のようなオワコンになってしまうことは無理もないことだろう。

 

アイカツはまだ終わらない(らしい)?

先日に東京ガーデンシアターで開催された『アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』の後にシリーズの公式陣である加藤陽一さんと内古閑智之さんが何やら意味深なツイートをしていたため、こちらを載せておく。

これに関しては新しい話の案があるらしいが、今から企画書を書くかもしれないという段階であるため、新作が出るとしても今すぐといったわけではないだろうし、その時の新作のタイトルにアイカツという名前がついているとも限らない。聞いた話によるとその新作は2クール分(半年分)くらいで考えているらしいが、真相は公式陣のみぞ知るといったところか。

さらには先日に行われた映画『アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』でのコメンタリー上映会でも「アイカツ!というコンテンツを終わらせる気はない」という話があったようだ。細かい情報を探っていくと「アイカツはまだ終わらない」ということなのだろうが、それと同時に「現状の予定はない」に近いニュアンスとも解釈できるため今後、新作があるとしてもコンテンツとしてはしばらくの間、休眠期間に入ることは間違いなさそうだ。

こうして現行筐体である『アイカツプラネット!』のサービス終了日も決まったことで

  • 地上波は既に終了
  • web配信も既に終了
  • オフィシャルショップは全店閉店
  • デザマことデザインマートも閉店
  • 5ヶ月連続で開催されていたライブも先日に終了
  • 映画は順次公開終了
  • 10周年記念コラボイベントも順次終了
  • 筐体も来月末にサービス終了

といった感じでコンテンツとしては誰がどう見ても終わるだろうと思っても仕方がないような現状なのである。これで公式陣が「アイカツというコンテンツを終わらせる気がない」と言ったところで説得力が皆無であると私は思っている。

かつては本気で愛していた作品だっただけにこうして目に見えてコンテンツが終わりに向かっていく姿を見るのは正直なところ、とても虚しい。今更何を言ったところで無駄だろうが、もっと運営や販売戦略のやり方が色々あっただろうと私は言いたい。

こうなってしまった以上は私はもうアイカツとはさよならして、今ハマっているコンテンツであるウマ娘のトレーナー業に専念することにする。一時期とはいえ、アイカツ!シリーズには色々と楽しませてもらったよ。

アイカツ!シリーズよバイバイ!今は安らかに眠るといい。

「アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINAL」現地参戦レポート

皆さん、おつかー!この挨拶を使うのはかなり久しぶりですね。

 

今回は本日に東京ガーデンシアターで開催されたアイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINALの現地参戦レポートとなります。

今回のライブ会場だった東京ガーデンシアター前

今回の「アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINAL」での出演陣はアイカツ!シリーズのライブでは最多の出演者数だったため、まずは今回の出演者に誰がいたのかをリストアップしていこうと思う。

  • わか(星宮いちごの歌唱担当)
  • るか(大空あかり白鳥ひめ双葉アリアの歌唱担当)
  • せな(虹野ゆめの歌唱担当)
  • ふうり(霧矢あおい音城セイラ夏樹みくるの歌唱担当)
  • ゆな(紫吹蘭一ノ瀬かえで神谷しおん冴草きいの歌唱担当)
  • れみ(有栖川おとめ藤堂ユリカ藤原みやびの歌唱担当)
  • えり(北大路さくら姫里マリア風沢そら栗栖ここねの歌唱担当)
  • りすこ(神崎美月の歌唱担当)
  • りえ(桜庭ローラ氷上スミレ騎咲レイの歌唱担当)
  • みき(新条ひなき早乙女あこの歌唱担当)
  • みほ(紅林珠璃大地のの香澄夜空花園きららの歌唱担当)
  • ななせ(黒沢凛白樺リサ如月ツバサ白銀リリィ七倉小春の歌唱担当)
  • かな(天羽まどか堂島ニーナ香澄真昼二階堂ゆずの歌唱担当)
  • りさ(ヒメこと光石織姫エルザ フォルテの歌唱担当)
  • えいみ(ミヤこと星宮りんごの歌唱担当)
  • 松永あかね(友希あいね役)
  • 木戸衣吹(湊みお役)
  • 美山加恋(蝶乃舞花役)
  • 二ノ宮ゆい(日向エマ役)
  • 陶山恵実里(白百合さくや役)
  • 桑原由気(白百合かぐや役)
  • 田所あずさ(霧矢あおい二階堂ゆず神城カレン役)
  • 大橋彩香(紫吹蘭香澄夜空明日香ミライ役)
  • 日笠陽子(エルザ フォルテ天翔ひびき役)
  • 大西沙織(アリシア シャーロット役)
  • 伊達花彩(音羽 舞桜/ハナ)
  • 長尾寧音(梅小路 響子/ビート役)
  • 渡邊璃音(本谷 栞/シオリ役)
  • 瑞季(月城 愛弓/キューピット役)
  • 羽野瑠華(糸井 紗良/サラ役)

逢来りん(春風わかば姫石らき役)及びSTARRY PLANET☆エイミー(栗六 杏/アン役)は体調不良により欠席

 

☆なぜ今回のライブに参戦する気になったのかの理由説明

今から約3年前にアイカツ!シリーズから他界して作品からも離れたはずの私が今回のライブに現地参戦することを決めた理由は複数あるため、まずはその理由を順番に書いていこうと思う。

① 今回のライブの出演陣にアイビリーブ(日笠陽子大西沙織)のお二方がいたから

この理由について詳しく書くと、今から4年前である2019年8月17日パシフィコ横浜国立大ホールで行われた「BEST FRIENDS!スペシャルLIVE~Thanks⇄OK~」の時にアイビリーブの2人は日笠陽子さんのスケジュールNG(劇場版トリニティセブンのイベントが入っていた)で出演ができなかったため、アイビリーブの2人は「新たなるステージ」のMVでモニターのみでの出演という形になってしまったのである(その時のことは下記の過去記事に書いてあるため、そちらを一緒に読んでいただきたい)。

akira-forte.hatenadiary.com

さらにはお二方がやっと現地出演できるようになり、3年前である2020年の3月6日から8日にかけての3日間東京ドームシティホールで開催される予定だったユニパレ!DXが日本にもごきげんようジャパン(←誰が上手いこと言えとw)していたコロナの影響で開催中止になるという悲劇も起こってしまう。

上記の2つのことがあり、アイカツ!シリーズの単独ライブ出演の機会にずっと恵まれていなかった日笠さんと大西さんの2人が今回のライブでやっと初出演することが決まっていた。上記の2つのリベンジの意味もあって今回、私が現地参戦する1つ目の理由となっていた。

 

アイカツ!シリーズ最後のライブをこの目で見届けるため

こちらの理由も1つ目の理由と同様に今回のライブに現地参戦をした大きな理由の1つである。今回のライブを最後のライブとみていたのには理由があり、ここ最近のアイカツ!シリーズはオワコン具合がひどくなっているためである。その理由が以下の通りだ。

  • 現行作品である『アイカツプラネット!』の売上と人気が明らかに良くない
  • アイカツオンパレード!アイカツプラネット!になった時に筐体とシステムの一新と互換切りによって作品から一気に人が離れていった
  • アイカツプラネット!』の筐体をプレイしている人が『アイカツオンパレード!』の時以上に少ないどころか平日休日含めてほとんどいない状況が常態化している
  • 地上波からは完全に撤退
  • YouTube配信のミララボことミラーインラボは既に終了
  • 参加作品として常連だったちゃおフェスことちゃおサマーフェスティバルアイカツ!シリーズが参加しなくなった
  • 女児向け雑誌「ちゃお」及び「ぷっちぐみ」での情報の取り扱いが縮小
  • オフィシャルショップは全店閉店
  • デザマことデザインマート(デザインマートになる前はアイカツ!スタイル)も閉店
  • ミララボ2ことミラーインラボ2が終了して以降は公式YouTubeチャンネルの更新が止まっている(おまけに現在はそのミララボとミララボ2が非公開動画になっている)
  • 今年がシリーズ10周年であることを良いことに運営が初代の『アイカツ!』をはじめとした過去作に頼りきりになっている
  • 次シリーズの発表がないままの状態で筐体のサービス終了が告知された
  • 初代のアイカツ!で多数の楽曲を作曲していた田中秀和氏が逮捕されたことにより、田中秀和氏が作曲した楽曲(「アイドル活動!」や「カレンダーガール」「Let's アイカツ!」等)がライブで使えなくなる(封印指定楽曲になってしまう)
  • バンナムの四半期決算アイカツ!シリーズは四半期で売上が1億しかない
  • アイカツプラネット!のサービス終了後の筐体は今春から稼働開始する仮面ライダーの新筐体であるガンバレジェンズに使い回されることがほぼ決定している
  • アイカツ!シリーズの新作や次回作の商標登録情報が現状何もない

これらの理由から、今回の「アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINAL」がアイカツ!シリーズのコンテンツが続いている上でのラストライブになると思ったからである。そういったことからアイカツ!シリーズが放つことのできる最後の瞬きを見るために現地参加したのだ。

東京ガーデンシアターの向かいにある有明ガーデンにある巨大モニターに映るアイカツ!映画の広告

上記にも挙げた要素から、今回のライブの終盤で新作や新シリーズの発表がなかったらアイカツ!シリーズはコンテンツを畳むことを意味するのに等しいと思っていたが、予想していた通りライブの終盤にも終わった後でも何も発表がなかったため「あ、これでもう全てが終わったんだな」と感じざるをえなかった。

私からすればアイカツ!シリーズはシリーズの集大成と言っていい『アイカツオンパレード!』が終わった時点で既に終わったものだと思っていたため、よくもまあ、ここ(シリーズ10周年を迎える)まで持ち堪えたものだと感心すらしているくらいだ。

そもそもの話、コンテンツが終わる時というのは案外しれっと静かに終わるものだということを忘れてはならない。その上で終わって少し経った後に「最近〇〇(作品名)って何もイベントとか何もやってないよね~」となったら本当の意味で終わったということになるのだ。アイカツ!シリーズが今後その例に当てはまるのかどうかはわからないが、現状を鑑みると、いつそうなってしまってもおかしくない現状であると言えるだろう。

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アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINAL」セットリスト

☆今回のライブの個人的ハイライト

  • 大西沙織さんが会場の熱気にやられてアリシアの声で「熱い…熱いわ」と言っていたシーン
  • 友希あいね役の松永あかねちゃんがMCタイムの時に次の曲が始まる時に会場に向かって「立て!!」とまさかの命令形で観客に立つように指示していたこと
  • ゴシック三銃士もといチェックメイトの3人による「Dreaming Bird」はこの3人でやっとできたとMCタイムの時に大西さんを筆頭に喜びを分かち合っていたシーンは微笑ましかった
  • 美月さん(りすこさん)とエルザ様(りささん)とひびき(日笠さん)による「Take Me Higher」は正真正銘の「最強」だった。アイカツ!シリーズにおける「最強」という言葉を具現化したような曲と歌唱メンバーの布陣。メンバーに歌唱力にパフォーマンス、どの面においてもあんなの誰も勝てません。
  • 最後の挨拶の時に日笠陽子さんが自分の番になるとそそくさと後ろから前に出てきて「…ピンク着てま~す☆」の一言で会場を笑いの空気で包む
  • 最後の挨拶の時に大西沙織さんが素で喋ろうとしたところを思い留まり、アリシアを降臨させていたところが目に見えてわかったシーン
  • 最後の挨拶の時に霧矢あおいの歌唱担当であるふうりさんが霧矢あおいの声優担当であるころあずこと田所あずささんとハグをしていたシーン。この10年間、共に霧矢あおいというキャラクターを作り上げてきた2人によるハグは穏やかじゃなかったです。

 

☆今回のライブの総評

今回のライブが(おそらく)本当の意味でのアイカツ!シリーズがコンテンツとして続いている中でのラストライブとなった(かもしれない)わけだが、現地参戦をしてきたことで回収したいと思っていた楽曲はある程度は回収できたし、目当てだった日笠陽子さんと大西沙織さんのお二方の勇姿をライブで拝見することができたから、結果的には満足のいくライブだった。

今回のライブには半実写になったことで私は地上波を一切観ていない、筐体もやっていない、曲はミリしらに近いという三拍子が揃っていた『アイカツプラネット!』のメンバーであるSTARRY PLANET☆もいたことで『アイカツプラネット!』の曲も7曲あったわけだが、実際に生で聴いて案外良い曲もあるじゃないかと思えた曲が数曲あったことで、プラネットは半分実写にしたことが仇となっている作品であるため、そこが本当に勿体無いと思った。

あとはコロナ禍になってから大抵の作品やアーティストのライブでやっている分散入場分散退場を設けずに開場時間になったら一斉入場、ライブが終わったら一斉退場って何考えてるんですかね?これでクラスターが発生したりしたら責任取れるんですか?となったから、アイカツ!シリーズの運営は最後の最期までやり方が下手くそだという評価は変わらなかったというお気持ち表明

 

☆ライブ後の出演陣のツイート集

lineblog.me

映画『アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』を観に行ってきました

皆さん、お疲れ様です。

2月に入ったことで2023年に入ってからはもう1ヶ月が経ちましたね。月日が経つのは本当に早いものです。

 

今回はアイカツ!シリーズがコンテンツとして続いている中で最期の映画となるであろう映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~を観に行ってきたので、その感想に関する記事です。

アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~

そもそも私はアイカツ!シリーズからは既に他界して、気持ちが離れてからもう3年という年月が経とうとしている。それなのになぜ今回この映画を観に行ったのかというと、私がアイカツ勢時代に知り合って今でも交友があるグループ仲間で既にアイカツの界隈から離れている人も今回の映画を観に行っていて、口を揃えて高評価をしているのとアイカツの最期を見届けたという人もいたために私もアイカツ!シリーズの最期くらいは見届けてやろうじゃないかという気持ちになったことで観に行くことにしたのである。というわけで今日はイオンシネマ海老名に行って観てきたのだが、本編が約72分という尺でありながらもシリーズの集大成と情報過多でこれでもかというくらいに殴られたという感想がまず出た作品になっていた。

 

☆映画本編に関する感想(※ネタバレあり!)

ここから先は今回、観てきた映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』を観た感想をネタバレ込みで書いていくため、まだ観に行っていない方でネタバレが嫌な方はここで読むのをやめてください。もう観たから内容を知っているという方やまだ観てないけど、ネタバレが大丈夫という方は読んでいってください。

※念のためクッション用の画像を貼っておきますが、その下からはネタバレ込みの感想なのでそれを了承の上でお読みください。

イオンシネマに置いてあったアイカツ!のパネル

↓以下、ネタバレ注意!↓

 

①スターライト学園を卒業した後のそれぞれの進路

映画の公式サイトのあらすじにもあるように『アイカツ!』の主人公である星宮いちごと彼女と同じ世代のアイドル達がスターライト学園からの卒業を意識し出すところからスタートする。

卒業が半年後という話をしている場面があったため、この卒業を意識する話をしていた時間軸は時期的にいちご達がスターライト学園の高等部3年時の9月か10月くらいだと思われる(この場面の彼女達の制服が冬服だったところから判断)。

スターライト学園を卒業した後の未来をそれぞれ考えるソレイユの3人。リーダーであるいちごだけがまだ思い浮かばないなか、霧矢あおいは何かを考えている様子である一方で紫吹蘭はモデルを続けるのではなく芝居の世界に飛び込むことを決意する。芝居の世界とはいってもあおいのような女優と思いきや舞台女優の路線に行っていたため、そっちの路線に行ったか!と思わされた。

あおいはスターライト学園を卒業後、留学するためにアメリカのロサンゼルスにある大学に進学することを決意。それによっていちごとあおい、蘭の3人はスターライト学園を卒業後にソレイユとしての活動を休止することに決める。その後に自分達の世代が卒業することを機にいちごが卒業ライブをしようと言い出す。

 

② いちご世代がスターライト学園を卒業した後の話

スターライト学園の卒業ライブの話が出てライブ本番のシーンの前にいちご達がスターライト学園を卒業してから4年後の話に飛ぶ。未来の話に行ったというべきか、現在の時間軸と言うべきか。

いちごと蘭の2人はスターライト学園を卒業後に同居を始めている。ちなみにこの2人が同居するという話はスターライト学園を卒業する前からしていたため、これが現実のものになった形となっている(ちなみにあおいはこの時、既にロサンゼルスにいるが彼女が日本に帰ってきた後はソレイユの3人で同居するものと思われる)。蘭に関しては赤い車(車好きの仲間によると車種はBMWのZ4らしい)を所有しており、それを運転して仕事の現場に向かっている。

ある日の夜、いちごと蘭の2人が夜ご飯を鍋にしようという話になるのだが、いちごと蘭が2人共に偶然にも鍋の具材を買ってきてしまったことから、鍋パーティーをするために何人か呼ぼうという話になったことでいちごの弟である星宮らいちと、学園時代の友人である藤堂ユリカ様一ノ瀬かえでの合計3人が鍋パーティーに呼ばれることとなる。

アニメで初登場した時はまだ小さい小学生男児だったらいちが19歳のイケメン高身長な大学生に成長していたのには正直、驚いた。さすがは星宮家の家系というべきか(父親である太一はイケメン高身長、母親のりんごはいちごと同じトップアイドル)。そのらいちは現在、大学に通いながら実家であるなんでも弁当で配達のアルバイトをしているらしく、名前をライチーイーツというんだとか(どこのウーバー〇ーツだよw)。

スターライト学園生時代には血の代わりとしてトマトジュースを飲んでいたユリカ様が大人になったことでワインを飲んでいたシーンに関しては解釈一致というべきか。

かえでに関しては最近、日本酒にハマっているらしくユリカ様の隣で日本酒を飲んでいたのだが、ユリカ様に関してはワインの飲みすぎで酔っ払って絡み酒と化していたシーンでは思わず笑ってしまった。ちなみにその絡み酒の相手はらいちに向かっていたが。

鍋パーティーが終わって解散となった時にユリカ様がワインの飲みすぎですっかり出来上がってしまっていたため、かえでが介抱する形で一緒に送る形で帰っていたシーンがあったが、そこから公式はかえユリ推しであることが明らかになった(ユリ派は息してますか?あ、してない…)

3人が帰った後の夜中にいちごと蘭の2人がカクテルを飲む形で酒盛りを始めるのだが、本来は女児向け作品であるアイカツ!お酒の描写をここまでするとは思わなかった。

一方、ロサンゼルスに留学中のあおいは自分といちごのアイカツの始まりである神崎美月と通話しているシーンがあり、この時の美月はなぜかロンドンにいるのだが、これは美月の役を演じている寿美菜子さんがイギリスに留学していたことによる中の人ネタだろうと思われる。

 

③時間軸は再びスターライト学園の卒業ライブへ

いちご世代のスターライト学園からの卒業ライブに出演していたユニットはソレイユトライスターぽわぽわプリリン、さらにルミナスというオールスターなライブとなっていた。卒業ライブの最初の曲は「Signalize!」だったのだが、この曲はアニメにおける一番最初のオープニングテーマだったため、始まりから私達はここまで来たというメッセージ性を勝手に感じてしまった。

ただ『アイカツ!』で多数の楽曲を手掛けている田中秀和氏の逮捕の影響で逮捕前は「アイドル活動!」を使う予定だったところを「Signalize!」に置き変えたのではないかという憶測をした人もいるのではなかろうか(田中秀和氏が手掛けた楽曲はライブでは既に封印指定楽曲になってしまっている関係で今回の映画にもその影響が出たと思われる)。卒業ライブの最後の曲がソレイユによる「MY STARWAY」だったのだが、これは歌詞からして「SHINING LINE*」のアンサーソングになっているため、そこがエモいポイントと言えるだろう。

 

④総評

スターライト学園の卒業ライブが終わった後は再び4年後のシーンに戻り、あおいがロサンゼルスの大学を卒業した後に日本に戻ってきたことでいちごとあおい、蘭の3人が卒業したスターライト学園で再会したところでこの映画は幕を閉じる。

総合的な感想として、この映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』はアイカツ!シリーズの最期を飾るには相応しい作品だったと言えるだろう。

話の展開の時間軸がスターライト学園を卒業する前→卒業後から4年後→スターライト学園の卒業ライブ→再び4年後に戻るという時間軸が進んだり戻ったりまた進むという展開構成になっているところはややこしく見えるが、約72分という尺の中でよくここまで纏めたなと思ったのと4年後の話でもう少し尺を伸ばすことができたのでは?とも思った。

結論として、今回の映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』は『アイカツ!』のアニメと筐体がやっていた時期にちょうど世代だった人達向けに作られていたという感じが凄かった。そのため初代原理主義アイカツ!は初代が一番好き!という方は今回の映画を絶対に観に行くべきだとは思う。

今回の映画の入場者プレゼントであるイラストカード(私は藤堂ユリカ様でした)

 

謹賀新年2023

🎍A Happy New Year!2023🎍

年が明けたのでありがとう。さようなら2022年。こんにちは2023年!!

この記事を読んでいる皆さん、新年明けましておめでとうございます!🎊

今年も無事に年を越せたことに感謝と安心をしつつも過ごしていきたいと思います。今年も結局はコロナ禍が終わらないままの状態で始まってしまいましたが、そろそろ終わってほしいところですな。

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なにはともあれ、このブログを読んでくださっている皆様方は本年もよろしくお願いします。今回は新年の挨拶のためだけの記事なので、ここら辺で文を終わりにさせていただきます。改めまして、新年明けましておめでとうございます!🎊

2022年を振り返る

皆さん、お疲れ様です。

 

本日は晦日ということで皆さんは2022年最後の日をいかがお過ごしでしょうか?ここ最近は月日が経つのがあっという間に感じています。って、これ去年にも言ったな…

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☆今年やったことを簡単に振り返る

今年は初めくらいの2月に『BanG Dream!ぽっぴん’どりーむ』の映画を観に行くところから始まった1年であった。その後はいつの間にか『BanG Dream!(バンドリ!)』や『D4DJ』を含むブシロード作品の界隈からは他界していましたね。その時期が大体、になるかならないかくらいか。

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ウマ娘のトレーナー業をゲームでもリアルでも熱心にやるようになる

今年は去年からウマ娘こと『ウマ娘 プリティーダービー』にドハマりしていたということもあり、5月に入ってすぐはウマ娘のライブに初参戦して、そこでリアルウイニングライブを観たことでウマ娘のトレーナー業をリアルでも熱心にやり始めた1年だった気がする(ウマ娘のモデルとなっている実際の競走馬の史実を調べて勉強したりもした)。

さらには11月にも埼玉県にあるベルーナドームにまで行ってリアルグランドライブに参戦することでゲームでもリアルでもウマ娘のトレーナー業を加速させていった。

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ウマ娘のリアルグランドライブである『ウマ娘 プリティーダービー4th EVENT SPECIAL DREAMERS!!』の横浜公演EXTRA STAGEの参戦レポートに関しては過去に書いた記事を載せてあるため、そこから読んでみてください。

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私のリアルのトレーナー業はライブだけに留まらず、イベントにも及んだ。というのも今回はウマ娘とコラボしており現在も大井競馬場で行われている『東京メガイルミ2022-2023』にトレーナー仲間達と一緒に行った。ちなみにリアルの競馬場に行くのはこれが初めてだったりする。その時の記事はリンクを載せてあるので、そこから読んでもらえると助かります。

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アイカツ!シリーズが今年で10周年を迎えたもののコンテンツとしてはオワコン化が加速してしまう

私がウマ娘にドハマりしている裏ではかつて界隈にいたアイカツ!シリーズ今年で10周年を迎えたのだが、その裏でオワコン化が加速していった1年といえるだろう。

その理由として、アイカツ!シリーズの現状が下記のような形となっているからだ。

  • 現行作品である『アイカツプラネット!』の売上と人気が明らかに良くない
  • 筐体とシステムの一新と互換切りによって作品から一気に人が離れていった
  • アイカツプラネット!』の筐体をプレイしている人が『アイカツオンパレード!』の時以上に少ないどころか平日休日含めてほとんどいない状況が常態化している
  • 地上波からは完全に撤退
  • YouTube配信のミララボことミラーインラボは既に終了
  • 参加作品として常連だったちゃおフェスことちゃおサマーフェスティバルアイカツ!シリーズが参加しなくなった
  • ちゃお」及び「ぷっちぐみ」での情報の取り扱いが縮小
  • オフィシャルショップが全店閉店
  • デザマことデザインマートも閉店
  • ミララボ2ことミラーインラボ2が終了して以来、公式YouTubeチャンネルの更新が止まっている
  • 今年がシリーズ10周年であることを良いことに運営が初代の『アイカツ!』をはじめとした過去作に頼るスタイルを隠そうともしなくなる
  • 次シリーズの発表がないままの状態で筐体のサービス終了が告知された
  • 無印では多数の楽曲を作曲していた田中秀和氏が逮捕されたことにより、ライブで田中秀和氏が作曲した楽曲が使えなくなる(封印指定楽曲となってしまっている)
  • バンナムの四半期決算でアイカツ!シリーズは四半期で売上が1億しかない
  • アイカツプラネット!のサービス終了後の筐体は仮面ライダーの新筐体に使われることがほぼ決定してしまう

今のアイカツ!シリーズは今年でシリーズ10周年ではあるものの現状が上記の通りであるため、来年にはシリーズが完全終了を迎えてもおかしくない状況になってしまっている。私としてはこのままダラダラ続けるよりもコンテンツをスパッと終わった方が良いのではないかとは思うが。

中でもオフィシャルショップが全店閉店したのと、デザマことデザインマートが閉店したこと、あとは次シリーズの予定や発表がない状態で現作品の筐体である『アイカツプラネット!』のサービス終了が決定してしまったことが特に大きいと思う。この3つの状況から、早くて来年の春前にはアイカツ!シリーズはコンテンツの終焉を迎えてしまうのではなかろうか。今となってはアイカツ!シリーズに対しては無関心に近いため、コンテンツが完全に終了しようがどうしようが知ったこっちゃないというのが私の今の本音である。

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アイカツ!シリーズに関しては誰がどう見てももう救いようがないところまで来ている上に来年の春に公開予定だった映画の公開がなぜか来月の20日に早まったことで、順番的に来年の流れとしてはこうなるだろうと予想している。
① 1月20日劇場版『アイカツ!10th STORY 未来へのSTARWAY』が公開
② 1月22日中野サンプラザで最後のトーク&ライブである『アイカツ!シリーズ10th Thanks Party 4th month』が開催
③ 2月18日19日東京ガーデンシアターで「アイカツ!シリーズ10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタFINAL」が開催
④ 2月下旬頃は時期的に映画も終わってシリーズ10周年記念の諸々も終わり、コンテンツは終焉を迎えて長きにわたる冬眠へ
という流れになりそうな予感しかしない。これらに関しては私でなくても予想できている人は多数いるだろうが、他界した今となってはこういった目線でしか見れなくなっているのが私の心情だ。

なにはともあれ、来年はウマ娘に関してはトレーナー業を継続しつつもアイカツ!シリーズに関してはコンテンツが死んでいく様を見る1年になるかもしれない。

それでは皆さん、良いお年を!来年もよろしくお願いいたしますね。

『ウマ娘 プリティーダービー』の好きな曲ランキングベスト10

このブログを読んでくださっている皆様、お疲れ様です。

 

世間は12月になり、気候的にも本格的なが訪れましたね。2022年も早いものでもう終わろうとしていて、年齢を重ねるたびに1年が過ぎ去るのがあっという間に感じられます。

 

今回は『ウマ娘 プリティーダービー』の楽曲で私が好きな曲をランキング形式で記事にしてみました。年末だし、たまにはこういうのも良いでしょ?ってことでね。

ランキングには曲名だけではなく好きな理由もちゃんと書いておくので、理由を読んでわかるぅ〜!!と思ってくれたら嬉しいです。今回はベスト10ということでやっていきます(※今回は自分の好きを語る記事なので色々と長いです。予めご了承ください)。

 

【第10位】うまぴょい伝説

URAファイナルズを飾るハチャメチャに楽しい楽曲。
うまぴょい♪うまぴょい♪大盛り上がり間違いなし!
(ライブシアター紹介文)

(左から)メジロマックイーンスーパークリークナイスネイチャ

ウマ娘といえばこの楽曲というくらいには代名詞的な楽曲であるため、トレーナーさんでなくてもウマ娘を少しでも知っている人なら知っている楽曲。育成シナリオにある新設!URAファイナルズアオハル杯~輝け、チームの絆~つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブシナリオでは育成の最終レースであるURAファイナルズ決勝戦後のウイニングライブで歌われる楽曲であり、このレースが育成の最終目標にあたることから、ゲーム内ではある種のエンディングとして扱われる。

この「うまぴょい伝説」は様々な音源バージョンがあるが、私が一番好きなバージョンはアニメ版におけるチーム〈スピカ〉のトレーナーバージョンだ。このチーム〈スピカ〉のトレーナーバージョンではサビ前の「きみの愛馬が!」のところが「俺の愛馬が!」になるところが私達トレーナーの心情を表しているように思えるところが推しポイントだ。

アニメ版におけるチーム〈スピカ〉のトレーナー

 

第9位Go This Way

夢を目指して駆け抜ける。その決意を綴った楽曲。迷っても、不安でも、前へ踏み出そう。この歌を道しるべにして。

(ジュークボックス紹介文)

(左からこの楽曲を歌っている)マンハッタンカフェエアシャカールナイスネイチャ

今回のランキングではこの曲だけライブシアターにはない楽曲だが、ゲーム版のホーム画面にあるジュークボックスでは聴ける楽曲だ。この曲を好きになったきっかけは今年の5月ぴあアリーナMMで行われて現地参戦してきた『ウマ娘 プリティーダービー4th EVENT SPECIAL DREAMERS!!横浜公演(DAY1)の時に聴いて好きになったことで今も頻繁に聴いている。

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【第8位】winning the soul

クラシック三冠に勝利したものだけがその歌唱を許される。
この楽曲はすべてのウマ娘にとっての『憧れ』である。
(ライブシアター紹介文)

奥がゴールドシチー、手前はスーパークリーク

クラシック三冠レース(皐月賞日本ダービー菊花賞)のウイニングライブで歌われる。火花とスタンドマイクを用いたパフォーマンスが印象的な曲。アニメ版の2期目では第1話の特殊エンディングとして主人公であるトウカイテイオーのソロバージョンが使用された。

この楽曲をライブシアターで観るための条件としては「クラシック三冠のレースのいずれか(皐月賞日本ダービー菊花賞)で1着になる」ということから、クラシック三冠レースを制した者こそがステージに立つことが許されるということもあり王者としての風格を感じる曲調と歌詞が印象的だからこそ好きになった曲だ。

 

第7位ユメヲカケル!

ライバルと奏でる、爽やかな旋律の楽曲。

『キミと夢をかけるよ』――心に刻まれた、1つの物語。

(ライブシアター紹介文より)

(左から)メジロマックイーンマチカネタンホイザナイスネイチャ

この「ユメヲカケル!」はアニメウマ娘 プリティーダービー Season2のオープニングテーマ曲であるため、アプリゲーム版をやったことがなくてもアニメ版だけ観たことがあるというトレーナーさんでも聴いたことがある曲だ。

アプリゲーム版でこの曲をライブシアターで観るための条件は、ストーリーイベント「Brand-new Friend」第1話を閲覧する。これはイベントストーリーの一覧から観られるため、このイベント期間にウマ娘をやっていなかったり、イベントをやり逃したというトレーナーさんでも入手することができるから、あ~んしん☆

この曲は前述にも書いたようにアニメウマ娘 プリティーダービー Season2』のオープニングテーマ曲であるため、アニメを視聴した際に聴いて好きになった感じである。個人的に好きなポイントとしては曲そのものというよりもアニメ2期目の第8話での特殊仕様オープニングアニメが印象に残っている。この時の話はヒロインであるメジロマックイーン天皇賞(春)の3連覇に挑むが、極限まで削ぎ落とした体に鬼を宿したライスシャワーが制したことで天皇賞()の3連覇を阻止されるという史実に基づいた回だったこともあって、オープニングアニメではこのライスシャワーが観られる。個人的にはこのシーンが好きであるため7位にランクインさせた。

極限まで削ぎ落とした体に鬼を宿した覚醒ライスシャワー

 

第6位UNLIMITED IMPACT

泥臭くとも不屈の闘志で戦い抜いたウマ娘に贈られる魂の歌。

豪雨が視界を奪っても、歩みを止められはしない。

(ライブシアター紹介文より)

(センター左から)マルゼンスキーフジキセキオグリキャップ

この曲はダートGⅠレースでのウイニングライブで聴くことができるため、芝路線のレースでの育成をやっていると縁がない曲である。育成上でこの曲を聴きやすいウマ娘はダート専門で走るハルウララスマートファルコン、あるいは芝もダートも両方走れるアグネスデジタルあたりか(最近はコパノリッキーワンダーアキュートも実装されたが、現在は歌唱ウマ娘ではない)。

この楽曲をライブシアターで観るための条件としてはートのGⅠレース(フェブラリーステークスチャンピオンズカップ帝王賞ジャパンダートダービーJBCスプリントJBCレディスクラシックJBCクラシック東京大賞典川崎記念かしわ記念マイルチャンピオンシップ南部杯)で1着になることとなっている。

この曲の好きな点としてはダートのGⅠレースを勝利すると聴ける曲ということもあって、たとえ泥臭くても全力で挑めばダート路線でも輝ける!といったメッセージを感じさせる点と、マルゼンスキーの歌が激マブ感が一切ない上にめちゃくちゃカッコいいというところがこの曲の好きポイントだ。この曲はちゃんとダート路線のウマ娘(スマートファルコンハルウララアグネスデジタルシンコウウインディ)が歌唱するバージョンもあるため、聴き比べてみるのも面白いかもしれない。

 

第5位GIRLS'LEGEND U

春も夏も秋も冬も超え、キミと共に生み出すハーモニー。
高鳴る鼓動をリズムに変えて――やっと、みんな会えたね。
(ライブシアター紹介文・通常)

キミと勝ちたい。譲れない願いを胸に少女たちはステージに立つ。
ライトよりも花火よりも……どんな光よりも輝く”主役”として。

(ライブシアター紹介文・特別ver.)

(左から)グラスワンダーナイスネイチャホッコータルマエスーパークリークメジロマックイーンマチカネタンホイザ

アニメ版におけるチーム〈スピカ〉のメンバー(左からサイレンススズカメジロマックイーンスペシャルウィークトウカイテイオーダイワスカーレットウオッカ)

一番最近に追加された新シナリオ「つなげ、照らせ、ひかれ。私たちのグランドライブ」で開催されるグランドライブで歌われる楽曲。
メインシナリオではこの曲の歌詞をウマ娘達が、曲のタイトルをトレーナー(プレイヤー)とライトハロー達がつけたという設定になっており、ウマ娘とファンが想いをぶつけ合うシナリオの集大成的な扱いとなっている。

本楽曲は育成時に特定の条件を達成することで「特別なグランドライブ」を観ることができる(ライブシアターにはこちらも追加される)。通常版とは演出がガラリと変わるので、まだ観ていないトレーナーさんは必見ですぞ。

(左から)キングヘイローナイスネイチャエイシンフラッシュ

 

第4位Ms.VICTORIA

激しく、熱く、走り抜いた勝者をたたえる楽曲。
歴史に刻みつけられた勝ち鬨は、永久に燃ゆる余韻を残す。

(ライブシアター紹介文より)

(左から)ゴールドシチースーパークリークエイシンフラッシュ

チャンミことチャンピオンズミーティングの決勝戦後に行われるライブの楽曲。今年10月に開催されたライブラ杯から追加された。歌唱はウマ娘の代名詞的楽曲である「うまぴょい伝説」と同様になんと全員。
チャンピオンズミーティングの決勝戦でのパフォーマンスの際にはライブシアターと異なり大会名・順位・優勝したウマ娘名・優勝したウマ娘のトレーナー名を大きく映し出す特別な演出が加わる。この特殊演出があることからか、チャンミの決勝戦で勝てなかったトレーナーさん達での間では通称「死体蹴りライブ」と呼ばれている。

チャンピオンズミーティング決勝戦後での演出

この曲はチャンミことチャンピオンズミーティングの決勝戦にまで進んだ選ばれしウマ娘だけが立てるということもあり、曲調も歌詞もとても強いものになっているところが推しポイントだ。

 

第3位NEXT FRONTIER

頂点を目指し、ひたすらに駆け上がった者だけが辿り着ける。
NEXT FRONTIER――衰えを知らない覇者のための舞台。
(ライブシアター紹介文より)

(左から)スーパークリークメジロマックイーングラスワンダー

八大競争のうち古馬に相当するシニア級のレース(天皇賞()天皇賞()有馬記念のいずれか)で1着になるとライブシアターで観られるようになる曲がこの「NEXT FRONTIER」だ。頂点に立つといったことが歌詞で強調されている楽曲で、炎をこれでもかというくらいに使っている演出が特徴的である。

「NEXT FRONTIER」で炎を使う演出のシーン

 

第2位BLOW my GALE

門は開かれた。走る者すべてに広く、平等に。
――さあ、挑め!さあ、走れ!強く風が吹き抜ける方へ!
(ライブシアター紹介文より)

(左から)エイシンフラッシュシンボリルドルフメジロマックイーン

アプリゲーム版ウマ娘リリース1周年記念の時に実装された新シナリオ「Make a new track!!クライマックス開幕」の最終レースであるトゥインクルスタークライマックスを優勝すると聴ける楽曲。トゥインクルスタークライマックスは「最強」を決めるためのレースであるため、その「最強」に相応しい曲調と歌詞になっているのが印象的。URAファイナルズが開催されないクライマックスシナリオにおいてはウマ娘の代名詞的楽曲である「うまぴょい伝説」に代わる育成のエンディング楽曲となる。
ウイニングライブのステージバックには巨大なタービンが配置されており、それによってウマ娘の耳や尻尾が大きくなびく演出が特徴的だ。

 

第1位Never Looking Back

キミと共に走り出したから――
私たちの旋律は止まらない。もう、振り返らない。
(ライブシアター紹介文より)

(センター左から)メジロマックイーングラスワンダーナイスネイチャ

アプリゲーム版『ウマ娘 プリティーダービー』がリリースして半年の記念、つまりハーフアニバーサリーの時に追加された曲がこの「Never Looking Back」だ。この曲をライブシアターで観るための条件は【エクストラ】「Half Anniversary」第6話を閲覧すること。この【エクストラ】「Half Anniversary」は過去のストーリーのイベントストーリーから全話観られるようになっているため、今からアプリゲーム版のウマ娘を始めるトレーナーさんでも入手が可能となっている。

ハーフアニバーサリー、つまりアプリゲーム版のリリース半年記念の曲であるということもあってか、まだ先に行く意思とその歩みは止められないといった、まだまだこれからという雰囲気が伝わってくるのと同時になにか人生で詰まった時に背中を押してもらえるような力強い歌詞と曲調になっているため個人的には文句なしの1位である。

東京メガイルミ2022-2023の感想レポート

皆さん、お疲れ様です。

12月に入ってから寒くなって一気にらしくなってきましたね。

 

昨日はウマ娘こと『ウマ娘 プリティーダービー』とコラボしている「東京メガイルミ2022-2023」を観るためにトレーナー仲間達と一緒に大井競馬場(東京シティ競馬)に行ってきたので、今回はその感想レポートです。

東京メガイルミとウマ娘のコラボキービジュアル

大井競馬場パドック

大井競馬場のコース

大井競馬場のスタンド

大井競馬場のゴール板

大井競馬場(東京シティ競馬)とは

まずは東京メガイルミの会場となっている大井競馬場(東京シティ競馬)について簡単に解説していこう。

大井競馬場東京都品川区にある、ダートのレースが行われている競馬場だ。ウマ娘こと『ウマ娘 プリティーダービー』では大井レース場という名称で登場しており、ウマ娘の育成でも登場するレースのいくつかが開催されている。そのレースをいくつかリストアップしておく。

大井競馬場で行われるダートのGⅠ及びJpnⅠレース

東京メガイルミとウマ娘のコラボビジュアルが描かれたボード

東京メガイルミのイルミネーション

今回、東京メガイルミに行ってきた感想としてはイルミネーションがとても綺麗だったが、光が強い影響か光の使用箇所が多い影響で目に少し毒になるような場所もあったくらいだ。あとはウマ娘のキャラクターのボードがあるのかと思っていたものの実際はなかったため、個人的にはキービジュアルとなっているコパノリッキーホッコータルマエワンダーアキュートスマートファルコンオグリキャップイナリワンのボードを置いておいてほしかったというのはある。

『ウマ娘 プリティーダービー4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE』DAY2現地参戦レポート

皆さん、お疲れ様です!

 

ハロウィンが終わり11月に入って、気候的にもがだんだんと深まってきましたね。

今回は私が参戦してきた『ウマ娘 プリティーダービー4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGEDAY2に関するレポートです。

今回のライブ会場は埼玉県所沢市にある球場のベルーナドームでした。ベルーナドームは日本の球団の1つである埼玉西武ライオンズの本拠地として有名な球場で、今回のようにアニメやゲーム作品のライブの会場としても使われるくらいの場所でキャパは31552人もある、とても大きな球場兼ライブ会場となっている。

今回のライブ会場だったベルーナドーム

今回は現地でのライブ参戦は前回の横浜公演以来であるため、ちょうど半年ぶりでした。さらにこの日は快晴かつ良バ場で、観客のトレーナーである私達や演者さんであるウマ娘達にとっても絶好のライブ日和だったと思います。私が現地参戦してきた今回のDAY2の出走者は以下の通り。

実況明坂聡美(実況役)

ゲスト出走大西沙織(メジロマックイーン)

シークレットゲスト沖野晃司(チーム〈スピカ〉トレーナー役)

 

今回のシークレットゲストはアニメ版ウマ娘におけるチーム〈スピカ〉のトレーナー役であり「うまぴょい伝説」における「俺の愛バが!」で有名な沖野晃司さんでした。

沖野さんはマイクを使わなくてもいいのではないかと思うくらいには声がすごく通る声量ととてもハキハキした口調だったのがとても印象的でしたね。衣装もちゃんとアニメのトレーナーさんと同じ衣装を着ていました。

沖野晃司さんが演じたチーム〈スピカ〉のトレーナー

今回のライブは前回と同様に私のグループ仲間兼トレーナー仲間の人と一緒に参戦してきました(※前回の横浜公演の時とは違う人である)。

その連れが普段から車で行動をしているということもあり、駐車場の確保も踏まえて家の最寄りを早朝の6時30分くらいには出発して会場であるベルーナドームには朝8時30分くらいには到着していた。予定よりも早く着いたということもあり、今回のイベントの展示スペースをまだ空いている時間帯に見たり撮影することができたのは大きい。

今回のライブ会場の展示スペースに展示されていた展示物(これでも一部)

ウマ娘 プリティーダービー4th EVENT SPECIAL DREAMERS!! EXTRA STAGE』DAY2 セットリスト

今回のライブは過去最多の出走者の数ということもあり、曲数もライブの時間も約4時間にわたる大ボリュームとなっていたため印象に残ったところも多い。ライブが始まる時はウマ娘ではお馴染みのファンファーレブラスバンドが演奏してくれていたこともあって最初から豪華な仕様だった。ここからは印象に残っている曲をピックアップしていこう。

 

ぴょいっと♪はれるや!

ウマ娘 プリティーダービー』から飛び出したショートアニメ『うまよん』の第1弾エンディングテーマとしてハチャメチャな曲調のこの曲は今回のライブで初めてライブシアターでも観られる滑り台がステージ上に出現して、歌っている黄金世代のウマ娘の声優さん達が間奏の際に全員綺麗に滑るという演出が印象的でしたね(沖野さんによるとリハーサルまでは綺麗に滑れずに失敗していたとのこと)。

今回のライブで再現されていた滑り台を滑るシーン

NEXT FRONTIER

ウマ娘 プリティーダービー』で私の推し曲の1つであるこの「NEXT FRONTIER」はゲーム版のウイニングライブやライブシアターでは炎を出す演出があるのだが、今回のライブでも横浜公演の時と同様にその演出をしてくれたことで「NEXT FRONTIER」のライブシーンをリアルで観ることができたため、感無量であった。

「NEXT FRONTIER」で炎を出しまくる演出

☆ユメヲカケル!

今回の「ユメヲカケル!」は、アニメ版2nd Seasonにおけるチーム〈カノープスのメンバーが勢揃いしての「ユメヲカケル!」が披露された。私が参戦したDAY2はチーム〈カノープス〉のウマ娘の声優4人が勢揃いしていたため、もしかしたらこの4人での「ユメヲカケル!」があるのではないかと思っていたら本当に歌われたのだが、いざ観ると感情が良い意味でぐちゃぐちゃにされた。

チーム〈カノープス〉での「ユメヲカケル!」をイメージしたライブ

木漏れ日のエール

アニメ『ウマ娘 プリティーダービー 2nd Season』のエンディングテーマとして使用されていたこの曲から、ゲスト出走者であるメジロマックイーン役の大西沙織さんが出走。大西沙織さん先月の半ば頃から体調不良で仕事を休んでいたという情報があったため、今回のライブで出走できるのかと心配していたが、無事に出走できたようで安心である。

 

笑顔の宝物 -Beyond The Future!-

こちらはゲーム版のメインストーリー第1部最終章 後編「煌きはどこまでも」をクリアすると聴ける曲でこちらの曲はチーム〈シリウスのメンバー全員(スペシャルウィークメジロマックイーンライスシャワーウイニングチケットナリタブライアンサイレンススズカゴールドシップ)で歌われる曲なのだが、今回のライブではサイレンススズカ役の高野麻里佳さん体調不良(適応障害と診断されたんだとか)で今回のライブを出走回避してしまったことでチーム〈シリウスウマ娘の役を演じる声優全員が揃うことがなかったのだが、高野さんのポジションがあえて空いていたため、ちゃんと高野さんもスズカとしてチーム〈シリウスとしているといったところが感じられてエモくなったし、同時に寂しい気持ちにもなった。

GIRLS' LEGEND U

アンコールではゲーム版におけるグランドライブシナリオでグランドフィナーレの条件を満たすと観られる「GIRLS' LEGEND U」が披露されたが歌詞にある「キミと勝ちたい」の部分で涙を誘われてしまった。

「GIRLS' LEGEND U」における「キミと勝ちたい」のシーン

☆今回の出走者(出演者)によるライブ終了後のツイート集(一部抜粋)

 

アイカツプラネット!サービス終了に伴う今後のアイカツ!シリーズの動きについての考察と解釈

皆さん、お疲れ様です。

汗が止まらないうだるような暑さが続いたがようやく終わり、ようやくらしく涼しい気候になり服装も半袖から長袖に変えても良い季節になりましたね。

 

今回は最近にアイカツ!シリーズの現行作品の筐体である『アイカツプラネット!』が次弾をもってサービス終了のお知らせが出たので、それについての記事となります。

 

今回は前筐体だった『アイカツオンパレード!』の筐体が稼働を終了する時の稼働終了ではなくサービス終了という文面での告知であり、さらには次のシリーズの予定や発表がないままの状態でのサービス終了ということもあって、このままアイカツ!シリーズは終了してしまうのではないかという憶測が今、アイカツ勢の間では話題が持ちきりとなっている。

 

アイカツ!シリーズがこのままシリーズ終了になるのではないかとされている根拠

アイカツ!シリーズがこのままシリーズ終了になってしまうのではないかと私が思っている根拠を箇条書きにしてみたので、まずは下記を読んでいただきたい。

  • 現行作品である『アイカツプラネット!』の売上と人気が明らかに良くない
  • アイカツプラネット!』の筐体をプレイしている人が『アイカツオンパレード!』の時以上に少ないどころか平日休日含めてほとんどいない状況(少なくとも私は身内以外でプレイしている人を見たことがない)
  • コロナ禍になってから単独でのライブを一度もやっていない(これに関しては来月から5ヶ月連続で月1開催される)
  • 地上波からは完全に撤退
  • YouTube配信のミララボことミラーインラボは既に終了
  • ファンブックの次号予告がない
  • ちゃおサマーフェスティバルアイカツが参加しなくなった
  • ちゃお」及び「ぷっちぐみ」での情報取り扱いが縮小
  • オフィシャルショップは全店閉店
  • デザマことデザインマートも閉店
  • 今年がシリーズ10周年であることを良いことに運営が初代の『アイカツ!』をはじめとした過去作に頼りきりになっている
  • 次シリーズの発表がないままの状態で筐体のサービス終了が告知された

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アイカツ!シリーズの売上に関する情報がわかりやすくなるようにアイカツ!シリーズの売上グラフの推移を上に載せてみたが、初代の『アイカツ!』が凄すぎて『アイカツスターズ!』以降の売上と人気の下降傾向が止まらないため、結論としては「アイカツ!シリーズは一発屋」と言う人もいる。ぶっちゃけアイカツ!シリーズは初代の2年目(ドリアカことドリームアカデミーWMが登場した星座ドレス編)の人気があのプリキュアシリーズを上回ったほどだったが、それ以降のシリーズは人気と売上が下がっていく一方であるため、今やプリキュアシリーズの売上と人気を上回った時の面影もない。

 

☆『アイカツ!シリーズ 10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL』の「FINAL」が意味するもの

来年2023年2月18日(土)と2月19日(日)に東京ガーデンシアターでの開催が決まったアイカツ!シリーズ10周年記念の集大成ライブの名前が「アイカツ!シリーズ 10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL」となっていることがわかった。

https://www.aikatsu.net/portal/topics/topics.php?id=20061

この「アイカツ!シリーズ 10th ANNIVERSARY アイカツ!ミュージックフェスタ FINAL」が発表された時にタイトルにある「FINAL」の意味が何を示すのかが話題になったが、今回の新シリーズの動きと発表がないままの状態で現行稼働筐体である『アイカツプラネット!』の筐体がサービス終了という告知が出たことで、この「FINAL」はアイカツ!シリーズというコンテンツが続いているうちのラストライブなるだろうと私は解釈している。今年がシリーズ10周年であることからコンテンツを畳むにはちょうど良いタイミングだろうし、アイカツ!シリーズはここまで無理な延命措置をしてきたような状態でもあるから、これ以上無理してシリーズを続けたとしてもここから一発逆転できる未来が見えないのだ。

 

☆『アイカツプラネット!』の人気が出なかった理由

アイカツプラネット!』実写とアニメのハイブリットで心機一転して新規層を獲得するための方向転換だったのだろうが、発表時に炎上するだけしておいてそれ以降は大した新規層が見込めず、それどころから『アイカツオンパレード!』までアイカツ界隈にいた古参ファンの不特定多数が離れて別の界隈に行ってしまったことが決め手だろう。要するに炎上するだけしておいて、焼け野原だけが残ったような形となってしまったのである(この記事を書いた私もそれを機にアイカツの界隈から離れた1人である)。

さらにスターダストプロモーションの若手や新人を売り込みたいがためにアイカツの名前を利用したとも捉えられるため、そういうところがあからさまに見えてプラネットは嫌いだという人も多い。

アニメの実写化や今までのシリーズがアニメだったところからの実写化は上手くいかないことがこれで証明されたようなものだ。お笑いコンビ「ダウンタウン」のまっちゃんこと松本人志さんが言っていたこれは正しいと言えるだろう。

2年前からのコロナ禍が未だに終わる気配がないことも影響していることから、コロナ禍のせいでアイカツ!シリーズは終了したという言い分も今なら世間には通用するため、コンテンツを畳むならここら辺が良いタイミングではあるだろう。

さらにここ最近のアイカツ!シリーズは現行作品での売上や人気が見込めず困ったらすぐに全盛期だった初代アイカツ!に頼るという公式自らが老害になってしまっているため、いつまでも初代の全盛期だった頃の栄光に縋るくらいならここいらで潔くコンテンツを終わらせた方が良いと私は常日頃から思っている。

私はかつて本気でアイカツ!シリーズを愛していた身だったからこそ、今のアイカツ!シリーズが目に見えてオワコンとなってしまっている現状が痛ましくて見ていられないのだ。

全ての物事には始まりがあれば、終わりも必ずあるもの。

なあ、アイカツ公式さんよ。そろそろアイカツ!シリーズは終わりにしても良いんじゃないか?むしろよくここ(シリーズが10周年を迎える)まで持ったものだよ。これ以上は続けても良いことは何もないだろうし、現行の筐体が次のシリーズの商標登録や発表がないままサービスを終了するということは、それは即ちそういうことなんだろう?

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アイカツ!シリーズとプリティーシリーズのコラボが決定したことについて

皆さん、お疲れ様です。

 

9月に入ってから夏の厳しい暑さが最近はだんだん落ち着いてきて、秋の訪れを感じさせる気候になってきましたね。

 

さて、今回のテーマは先日に発表されたアイカツ!シリーズプリティーシリーズのコラボである『Dream Collaboration Festival(アイカツ!シリーズプリティーシリーズ)』が決定した件についての私なりの考察と解釈を書いていきます。

そもそもの話、アイカツ!シリーズプリティーシリーズはお互いに始まってから今までの10年間ずっとライバル関係でやってきた女児向け作品である。会社でいうところのアイカツ!シリーズバンダイプリティーシリーズタカラトミーと、会社的な意味でも競合他社、つまりライバル同士だったりする。

そんな2つの作品シリーズが今になってコラボするという衝撃的な発表にアイカツ勢とプリティーシリーズ勢の双方から驚きだったり、そうなった経緯の解釈だったりと様々な意見が見られた。

次に双方のシリーズが現在はどういった状況になっているのか、簡単にまとめてみようと思う。

 

アイカツ!シリーズの現状(2022年9月現在)

  • 現行作品である『アイカツプラネット!』の売上と人気が明らかに良くない(筐体をプレイしている人が『アイカツオンパレード!』の時以上に少ないどころか平日休日含めてほとんどいない状況)
  • コロナ禍になってから単独でのライブを一度もやっていない
  • 地上波からは完全に撤退
  • YouTube配信のミララボことミラーインラボは既に終了
  • オフィシャルショップは全店閉店
  • デザマことデザインマートも閉店
  • 今年がシリーズ10周年であることを良いことに運営が初代の『アイカツ!』をはじめとした過去作に頼りきりになっている

 

プリティーシリーズの現状(2022年9月現在)

  • 地上波でアニメが放送している
  • コロナ禍にも負けずライブを最近でも何回か開催している
  • 公式のショップであるプリズムストーンが今も営業している
  • 今年のちゃおサマーフェスティバルにも作品が参加
  • ワッチャプリマジ!』のアニメ2期がほぼ確定している
  • アイカツ!シリーズの筐体の互換切りによって、そこから流れてきた大きなお友達もそれなりにいる

 

といったことからプリティーシリーズはコンテンツとしてまだ元気があるのに対してアイカツ!シリーズはガチのオワコンと化していることがわかる。

そんな現状から双方の現状を知っている一部のファンからは「アイカツ!シリーズがプリティーシリーズに擦り寄っているだけ」「アイカツがオワコンなのはここ5年くらいの活動を見ていたら誰でもわかるから、プリティーシリーズの邪魔だけはしないでほしい」という厳しい意見が見られた。これらの意見に関しては私もほぼ同意見であるため、誰から見てもオワコンと化しているアイカツ!シリーズが今回のコラボをきっかけに巻き込み事故を起こしてプリティーシリーズまでもがオワコンになって最終的に両作品シリーズが共倒れに、なんていう最悪な結果にならないことを願うばかりだ。

もし仮にそうなってしまった場合、女児向け作品はガールズ戦士シリーズミュークルドリーミーが既に終了しているということもあって、最終的にプリキュアシリーズの一強時代に戻ることになるわけだ。そんなプリキュアシリーズの現状に関しては…

  • 今もアニメが地上波で放送している
  • キャラショーやライブイベントも頻繁に開催している
  • 公式のショップであるプリキュアプリティストアは各地で営業中
  • 来年にはシリーズ20周年を迎える

といった風に女児向け作品の中では今は一番元気のあるコンテンツであるため、この先もしばらくは盤石であることが約束されている。

私自身アイカツ!シリーズから他界してからもう少しで2年が経とうとしているが、かつて本気で愛していた作品シリーズがここまで目に見えてオワコンになるとは思わなかったし、思いたくもなかった。

今回のプリティーシリーズとのコラボも最後の悪足掻きというか、コンテンツとしての死を本格的に迎える前にプリティーシリーズとコラボしておこうという意図にしか思えないのだ。アイカツ!シリーズは今年で10周年を迎える作品シリーズではあるのだが、ここ数年の現状を見ていると来年の春にはコンテンツとしての死を迎えそうな勢いであることは、少しでも冷静な見方ができるアイカツ勢ならば誰しもが思っていることだろう。そんな調子だから本当に今年で10周年を迎えるコンテンツの姿なのか、これが…と思ってしまうくらいにはコンテンツとしての元気が明らかになくなっており、死にかけているため最後にこれを書いて今回の記事を締めさせてもらおう。

アイカツ!シリーズは所詮、先の時代の敗北者じゃけェ…!!!