Twilight Ocean Blog

好きなアニメやイベント、キャラクターのことまで色々な内容で自由気ままに記事を書いてます。

アイカツ!シリーズに対する愛が憎悪になってしまうまでの話

※注意!

今回はアイカツ!シリーズのことに関して私が日頃から思っていることや今まで溜まっていた負の感情を形にする形で色々と好き勝手に書いてあるため、そういった内容が嫌な方はこの記事を見ないことを推奨しておきます。それでも良いよ、という方は読んでいってください。

 

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本題に入る前のワンクッションの画像


私のアイカツ!シリーズへの愛が拗れ始めたのは、一昨年日本武道館で行われた『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』 の後からだったのかもしれない…

 

まず、私がアイカツ!シリーズのライブやイベント…つまり現場に本格的に参加し始めたのは今から3年前である2017年からだった。その時はまだアイカツ!シリーズが純粋に好きで愛していて、ライブやイベントがある度に行ける日や行ける場所なら必ずといっていいほど行くほどであった。(イベントのために富士急ハイランドに遠征したパターンもあったが)

 

アイカツ!シリーズは元々ストーリーやキャラクターが好きだったが、3年前にパシフィコ横浜国立大ホールで行われた『フォトカツ!presentsアイカツ!ミュージックフェスタ2017』に参加して以来、STAR☆ANISAIKATSU☆STARS!つまり、歌唱担当も好きになった。そこからはアイカツ!シリーズのライブやイベントに度々足を運ぶようになり、そこで色々なアイカツ勢の人達と交流してアイカツ!シリーズに対する愛を深めていった。

 

そんな感じにアイカツ!シリーズへの愛を深めていった矢先に事件は起きた。今から2年前の『AIKATSU☆STARS!スペシャルLIVE TOUR』の最終公演だった福岡公演の翌日の2月4日にあった出来事である。その日にアイカツ!シリーズの歌唱担当であるSTAR☆ANISAIKATSU☆STARS!の公式アカウントから衝撃的な内容のツイートが飛んできたのだ。その内容がこちらである。

なんとツアーの集大成となる『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』でアイカツ!シリーズの歌唱担当であるSTAR☆ANISAIKATSU☆STARS!が卒業する

いうのだ。この日は朝からなぜか体調が良くなくて家で寝ていたのだが、夕方頃に出たこの発表を見て余計に体調が悪くなったことを今でも覚えているくらいである。おそらく、身体がこの発表が出ることを予め察知していたのではないかと思うくらいである。

 

 その月末である2月27日2月28日2日間日本武道館で行われた『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』だが、この日はSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!がアイカツ!シリーズから卒業するラストライブということもあって、フラスタ(フラワースタンド)が120基以上も届き、参加する人達の中ではライブの開催が平日(火曜日と水曜日)だったということもあって、学校や会社をわざわざ休んでまで来た人会社を辞めてまで来た人がいたくらいの事態になったほどである。

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アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館の時の写真

私はその中では少し特殊なケースで、務めている会社から派遣されていた現場がちょうど月末で契約終了になることが決まっていたということもあって、有給がまだないにも関わらず、前日から休んで2日間両日共にこの『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』に参加したのである。 この2日間はSTAR☆ANISAIKATSU☆STARS!が卒業するラストライブということで、彼女達の姿を最後まで見送るために参加した。最初から最後まで曲によっては高まったり、涙を流したりもした。

最終日である2日目の最後のMCでは歌唱担当の何人かのメンバーが話しながら感極まって涙を流したり、泣いていたメンバーがいたことは今でも印象に残っている(記憶ではわか様とみほちゃん、ななせちゃん等)。

 

なぜ歌唱担当が今回、卒業になったかを言うと、この年の4月から新シリーズである『アイカツフレンズ!』がスタートして声優さんが歌唱担当も兼任することになったため、そこから歌唱担当が歌に関係なくなったことで今回の『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』で卒業ということになったのである。

 

アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』が終了して、ここで綺麗に歌唱担当制度はきちんと終わり!歌唱担当だったメンバーはそれぞれの道へ、になれば良かったのであるが…現実はそんな綺麗なものではなかったのである。前置きが長くなってしまったが、実はここからが本題なのである。

 

その約半年後にアイカツ!シリーズの5周年を記念する形で幕張メッセイベントホールで行われた『アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』ではアイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』の時に卒業したはずの歌唱担当が何人か出演が決定したのである。この時に「アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』でのSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!の卒業とは何だったのか?」というお気持ち表明がTwitterで飛び交っていたことは今でも記憶に残っている。そう感じたのは私も例外ではなく、私もこの時はTwitterでは同じような内容を呟いていた。

ちなみにアイカツ!シリーズの運営のいい加減さが露呈してきたのはこの時からで『アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』が行われた2018年9月8日と9日はまだ夏の猛暑も残るような暑い日だったのにも関わらず、物販が野外という頭の悪すぎるセッティングだったのである。おまけに物販スタッフが色々といい加減な対応をしていたせいで1人あたり平均6時間待ちという「どこのデ〇ズニーだよ!?」というツッコミを入れたくなるくらいの待ち時間だったのである。(※6時間というのは東京ディズニーランド東京ディズニーシー人気アトラクションの待ち時間と同等レベルであるため)

こんなんじゃ熱中症で倒れる人が出てもおかしくないだろう?と思っていた矢先に事件は起こった。物販列に並んでいた1人が倒れてしまい、さらには意識がなかったことで救急車を呼んで救急搬送されるという事態にまで発展してしまったのである。この時に「救急車は物販のスタッフが呼んでくれたんだろうか?」と思っていたが、実際に救急車を真っ先に呼んだのは倒れた人の近くにたまたまいたオタク(しかも私の顔馴染みの人)だったと聞いたことで私は「スタッフは一体、何をやっているんだ!?💢」という怒りの感情を抱いた。さらには私のアイカツ!グループ仲間の1人が上級救命技能認定証保持者であったこともあって、倒れた人が救急搬送されるまでの間の対応にあたったのだという。それ以降は有志でアクエリアスいろはす等を買い集めてきて、並んでいる人に配りながら見回りをしていたのだが、それをやっていたのが全て会場に来ていたオタクだったのである。それじゃあ、物販のスタッフは何をしていたのか?というと、今回の救急搬送された件があったことを受けて物販スタッフがやったことは「熱中症に注意!」と書かれた張り紙をするのと列の組み換えをしただけだったのである。たったそれだけしかしていないのである。

物販の会場でスタッフと客がやっていたことをわかりやすく比較すると、こんな感じになる。

☆物販のスタッフがやっていたこと

  • 物販待機列を形成する
  • 救急車到着後は近くに行っただけで対応せず「熱中症に注意!」という張り紙をしただけ

☆物販待機列に並んでいた人達がやっていたこと

  • 物販待機列や完売情報の情報を逐一共有する
  • 熱中症で倒れた人のために救急車を呼ぶ
  • 救急搬送までの対応を迅速に行う
  • 水やスポーツドリンク等を買ってきて待機列に並んでいる人達に配る
  • 物販待機列の見回りをしながら、待機列に並んでいる人達に声掛けをする

上記のことを見てもらうとわかると思うのだが「これ、本来はスタッフがやることじゃないのか?」と思うことを物販待機列に並んでいる人達がやっていたという驚きの事実なのである。さらには後日物販があることをこの日のライブの後に発表したということもあり、私はこの出来事からアイカツ!シリーズの運営に対する不信感が芽生えていった。

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アイカツ!シリーズ5thフェスティバル!!』の物販待機列に出動した救急車(画面奥)

その後に私が明確にアイカツ!シリーズの運営に対して不信感と怒りを募らせたのが、翌年の6月21日から23日までこれまた幕張メッセのイベントホールで行われた『ランティス祭り2019 A・R・I・G・A・T・O ANISONG』(一部のアイカツ勢の間ではウンチス祭りと呼ばれているもの)である。

この日は3日間全日程にアイカツ!シリーズが全て出ており、1日目はアイカツスターズ!2日目はアイカツフレンズ!最終日にはアイカツ!とこれまた卒業したはずの歌唱担当を軽率に運営が引っ張り出してきたことでこれまた「アイカツ武道館での卒業とは何だったのか?」というお気持ち表明がTwitter上で再び何人ものアイカツ勢に呟かれたことは言うまでもない。

ランティス祭りとはランティスに所属しているアーティストが多数登場してライブやイベントをやるという、まさにお祭りのようなライブイベントなのだが、そこでまたアイカツ!シリーズ関連で事件が起きてしまう。

アイカツ!シリーズは全日に出演していたのにも関わらず、披露した曲数がこのような有様だったのである。特にアイカツスターズ!アイカツ!は卒業したはずの歌唱担当が出演していたのにも関わらず1曲のみで退場だったのである。私は2日目と3日目に参加していたのだが、ライブイベントで「マジで行かない方が良かったな…」と思わされたのはこれが初めてであった。特に3日目はこれがきっかけでまとめにもされてしまうほどの事件に発展してしまったのである。

その時の出来事が纏められているページのリンクを下に貼っておくため、ここを読んでもらうと当時の様子や出来事がよくわかる。アイカツ勢の団結力は無駄に高いということもあるため、これに怒ったアイカツ勢が会場内に設置されていたカラオケブースに集結して、カラオケブースをジャックしてアイカツ曲ばかり入れて憂さ晴らしをするという凶行に及んでしまったのである。(ラブライブ!シリーズもこのランティス祭り2019に出演していたのだが、2日間の出演だったのにも関わらず合計11曲も披露していたこともあり、アイカツ勢から思いっきり目の敵にされていた。

 

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ランティス祭り2019に参加してしまったアイカツ勢の気持ち

このランティス祭り2019に参加して後悔している人達は上のようになっていたに違いない。 私はランティス祭り2019に参加して後悔しているが故に今でもランティスにこの時のチケット代を返してもらいたいと思っているくらいだ(チケット代が1日1万ほどで2日間参加してしまったため約2万ほど損したことになる)。

ランティス祭り2019ではアイカツ!の他に私がライブによく通っていたミアレジことMia REGINAも「蝶結びアミュレット」の1曲のみ披露して退場だったこともあって、この日はお気持ち表明スイッチが全開になっていた上に怒りが収まらないままだった。

 続いては、去年の8月17日パシフィコ横浜国立大ホールで行われたBEST FRIENDS!スペシャルLIVE~Thanks⇄OK~に対するお気持ち表明について書いていこうと思う。まず最初に『BEST FRIENDS!スペシャルLIVE~Thanks⇄OK~』自体の感想やレポートは以前に書いた記事のリンクを貼っておくため、参考までに。

akira-forte.hatenadiary.com

この日はライブが終わる頃の時間帯にアイカツ!シリーズから重大発表があるということもあり、ライブの最後にその重大発表をするんだろうな~と思ってライブに参加した私。ライブの終盤に予想通り例の重大発表があったのだが、それがアニメ『アイカツオンパレード!』が10月からスタートするというものだった。

 この『アイカツオンパレード!』を簡単に説明すると姫石らきちゃんを新主人公に迎えて『アイカツ!』『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』のアイドル達が大集合するお祭りのような作品である。この『アイカツオンパレード!』が発表された時はライブ本編よりも歓声が凄かったことは今でも記憶に残っている。しかし、それは直前までステージに上がっていたBEST FRIENDS!のメンバーにとっては複雑な心境だったのではないだろうか…?とも思ってしまった。個人的にライブ本編は最高で、参加できて良かった!と思っているのだが「あの時はどこで一番声を出したか?」と質問をされた場合、正直に答えるとアイカツオンパレード!』が重大発表として発表された時なんだよねぇ…💦(画面に推しであるエルザ様が映っていたからアレは不可抗力だ、うん)

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私があの日に一番の声を出してしまったシーン

本題から少し脱線してしまったため、軌道修正すると先程も書いたように『アイカツオンパレード!』は『アイカツ!』『アイカツスターズ!』『アイカツフレンズ!』のアイドル達が大集合するお祭りのような作品なのである。そして『アイカツ!』『アイカツスターズ!』は歌唱担当制度があったのである。

つまり、2年前に日本武道館で行われた『アイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』で卒業させたはずの歌唱担当をここで堂々と呼び戻してきたのである。ライブの時は盛り上がっていたこともあって、マイナスな感情は湧かなかったのだが後日になってから思い起こすと、前編の記事でも書いたことだが、結局こうなるのなら本当にアイカツ!ミュージックフェスタinアイカツ武道館』でのSTAR☆ANISとAIKATSU☆STARS!の卒業とは何だったのか?というお気持ち表明をまたする羽目になってしまった。このお気持ち表明を何回させる気なんだよ…と公式に呆れてしまう。今更こんなことを言ってももう無駄なことなのはわかっているが、あの時に流した涙はホント何だったんだよ~?💢

歌唱担当のメンバーの中には「またアイカツの曲が歌えて光栄です!」と明るい内容のツイートをしていた方も何人かいたが、中には「そろそろ本当の意味でアイカツ!シリーズから「卒業」させてほしい…」と思っているメンバーもいるだろうに…歌唱担当のメンバーも今となってはソロでの現場があったり、ユニットとしての現場があったりと色々と忙しくなっているのだ。それを考えると本当に気の毒である。

 

☆『アイカツフレンズ!』から『アイカツオンパレード!』に変わることに関する私なりの見解

それから、このタイミングで作品を『アイカツオンパレード!』に切り替えることに関しても気になったため、色々と推測をしていくことにした。このタイミング、というのは『アイカツフレンズ!』の2ndシーズン、つまり、かがやきのジュエル編を半年で終えることについてである。これは私の憶測になるのだが、かがやきのジュエル編も当初は1年目と同じように1年間やる予定だったのではないか、ということだ。ただしアニメの展開が不評だったことから、このタイミングでアイカツ!シリーズから他界したり、中にはアンチになる人まで出てきてしまったことで人気と売上がガタ落ちしてしまい、このまま続けていると本当の意味でコンテンツの終焉を迎えてシリーズが終了してしまうところまで行ってしまうところまで来ていたのではないかと推測する(あくまで私の推測なので悪しからず)。

さらにデータカードダス版(以下「筐体」と表記する)も本来の対象年齢層(女児)よりも私のようないわゆる大きいお友達、つまりオタクの方が多くお金を入れていたこともあり、その大きいお友達に媚びを売る作戦に切り替えるためにアイカツフレンズ!』を1年半で打ち切りにして『アイカツオンパレード!』という、同人誌を公式化したような内容の作品に切り替えたのではないか。ちなみにアイカツ!シリーズが始まった当初は「アイカツ!シリーズはあくまで女児向けであり、大きいお友達向けの内容にはしない」ということを公言していたようだが、結局は掌返ししてそういった内容にせざるをえないところまで来てしまったということを推測すると、なかなかに哀れである。

そもそも、アイカツ!シリーズの運営は昔から色々とやり方が下手であることからファンや筐体のユーザーからは嫌われており、事あるごとにお気持ち表明という名のクレームを言いたくなるような状況を常日頃から作り出していることから、そのツケが今になってまわってきたとも言えなくもないが。

 

アイカツ!シリーズに対するお気持ち表明に関しては書きたいことがまだまだたくさんあって、これとはまた別の記事を書こうと思っているので興味がある方はそちらも読んでみてください。