皆さん、お疲れ様です。
8月に入り、本格的に真夏になりましたね。
今月はお盆休みや夏コミこと夏のコミックマーケット等、夏ならではのイベントが盛り沢山ですが、晴れた日の昼間は35〜40度にまで行く猛暑を通り越して酷暑が普通になっているので熱中症等には注意してお過ごしください。
前置きはこの辺りにして、今回は『結局のところ、アイカツ!シリーズはどうすれば良かったのか(個人的主観)』という内容です。タイトルにもあるように私個人の主観がかなり含まれているので、その点を了承した上でこの記事をお読みください。
☆運営が初代を擦り続けることをやめるべき
まず大前提として、これが挙げられるだろう。アイカツ!シリーズの運営は無印の『アイカツ!』が終わって作品が『アイカツスターズ!』になって以降は、筐体においてもアニメにおいても現行作品の売上や人気が芳しくないとすぐにシリーズの人気と売上が全盛期だった初代に頼る姿勢でいることは歴代シリーズを追っていた者なら誰しも感じたことがあるだろう。シリーズ物の作品には必ずといっていいほど初代原理主義のファンが一定数はいるものだが、アイカツ!シリーズにおいてはそれが特に顕著で初代原理主義者(過激派)の数が多い。そうなってしまっている原因は間違いなく新シリーズを始めたとしても結局は初代に縋り続ける運営にあると言っていいだろう。運営や公式自身が初代ばかりを擦っているからこそ、ファンの中にも「初代しか勝たん!」「初代しか認めない!」という初代原理主義者(過激派)が多く生まれてしまうことは必然なのではなかろうか。そしてそういった初代原理主義者(過激派)の声が今でも大きくなっているということを運営は事実としてきちんと受け止めるべきだと思うのだが、現在のアイカツ!シリーズのコンテンツである『アイカツアカデミー!』においても初代『アイカツ!』に頼る気満々でいるようなので、もうアイカツ運営は「初代に頼らないとやっていけないんだもん!!」とむしろ開き直っているようにもみえるから救いようがない。
☆アイカツオンパレード!が終了した時点でアイカツ!シリーズはシリーズ終了にするべきだった
『アイカツオンパレード!』は初代のアイカツ!からアイカツフレンズ!までのキャラクターが出てきて同じ世界で共演するという、俗に言うところのオールシリーズものである。オールシリーズものはシリーズ物においては切り札的な存在になるため、その切り札を切ったということはこれが終わったらアイカツ!シリーズは終了にするべきだったと私は思っている。
次の項目で触れる『アイカツプラネット!』以降は元来のシリーズとは最早別物だと多くのファンからいわれていることもあり『アイカツオンパレード!』が終わった時点でシリーズ終了にしておけば綺麗にシリーズを終わらせることができただろう。現在においても初代に頼らないとやっていけないシリーズなのにも関わらず運営がアイカツという名にここまで固執するのはなぜなのだろうか。
☆シリーズ集大成のゲームを携帯用ゲームとして出すべき
初代からオンパレードまでのシリーズ集大成のゲームをスマホアプリかNintendo Switch等で出すべきだという意見を私のように無印からオンパレードまでのシリーズが好きだった元アイカツ勢の人達がTwitter(現在名:X)で呟いている意見をいくつか目にしたことがある。プラネットで派手にコケたことが影響しているのか、今は筐体の展開がないことも拍車をかけているのだろう。今はゲーセン離れが起こっているということからも、携帯用ゲームで遊べるようにすることは充分に効果がありそうだし売上も見込めるだろうが、アイカツの運営は頑なにそれをやろうとしない。アイカツ!シリーズは初代の時代にNintendo 3DSでゲームを何作品か出したことがあるため、Nintendo Switch等で出すこともできるのではなかろうか。
仮に初代からオンパレードまでのシリーズ集大成のゲームが出る際にはこれらの要素があると嬉しいだろう。
こういった要素のある携帯用または家庭用ゲームを出せば間違いなく古参勢を中心に売れるのになぜやらないのだろうか。もしこの記事をアイカツ!シリーズの運営さんが読んでいたらぜひとも検討してみてほしい。
☆プラネット以降はアイカツではない新規IPでやるべきだった
シリーズ初の実写+アニメという形での作品となった『アイカツプラネット!』は実写になったことと、新しい筐体が登場したことで今までの筐体との互換性がなくなったこともあり発表時にかなり炎上🔥した。それによってYouTubeで配信された新プロジェクトの発表配信は『アイカツプラネット!』が実写であることがわかった瞬間に配信コメント欄が罵詈雑言の嵐となり低評価が高評価を上回るという目も当てられない事態になったのだ。この炎上騒動はこれだけで終わることがなく私と同じように今までのシリーズがアニメだった作品に実写が入ることが地雷だった人達がアイカツの界隈から一斉に他界する原因になってしまった。
これらのことから上記にも書いたが『アイカツオンパレード!』が終了した時点でアイカツ!シリーズはシリーズ終了にしておいて、プラネット以降は新規IPで展開すれば発表時にあそこまでの炎上騒動にはならなかったのではないかと思う。運営のやり方が下手くそなところがここでも如実に出ていると言っていいだろう。
☆現在VTuberとして展開している『アイカツアカデミー!』はコロナ禍になってしまった2020年から始めるべきだった
2019年12月に中国の武漢市で発見された新しいウイルスである新型コロナウイルス感染症が急速で世界各国に感染が拡大したことで日本は2020年の年明けからコロナ禍に突入してしまう。コロナ禍になってからは学校や塾ではオンラインでの授業が普及化したり、会社ではリモートワークが普及したことと、政府が国民に外出の自粛を要請したこともあっていつでもどこでも動画が楽しめるYouTubeやニコニコ動画の需要が増したこととバーチャルYouTuberことVTuberの需要が増したため、現在アイカツ!シリーズがVTuberとして展開している『アイカツアカデミー!』はコロナ禍に突入した2020年のタイミングで始めるべきだったと私は思う。
ちなみに、アイカツ!シリーズはアイカツフレンズ!時代にナナちゃんという専属のバーチャルYouTuberがいたが、VTuberとしての特性を公式が活かしきれずに短期間で活動を終了してしまったこともあり、今回の『アイカツアカデミー!』のVTuberとしての展開もこうした過去を知っている者としては不安があるわけだ。
そんな『アイカツアカデミー!』は今年から始まったのだが、今は新型コロナウイルス感染症が第5類に分類されたことで出勤や外出が緩和されたこととバーチャルYouTuberことVTuberは今となっては最低でも約4万人は存在していることもあり、世間のVTuberブームには出遅れてしまった感が否めない。
☆結論:そもそも運営会社を変えるべきだった
ここまででアイカツ!シリーズはどうすれば良かったのかを個人的主観で挙げてきたが、そもそもの話としてアイカツ!シリーズを展開する運営会社を変えるべきという結論に至る。アイカツ!シリーズの運営はやり方や展開の仕方が下手くそである上にこれまで数々の無能を晒しまくってきているバンダイナムコピクチャーズであることもあって、それが嫌になって界隈から離れたファンも多いため、そもそも運営会社を変えるべきだったのではないかとも思う。
こう書いたところで「それじゃあ、どこに運営会社を変えれば良くなるんだよ?」と思われるため、アイカツ!シリーズの運営会社を変えるとするならどこが良いのか、いくつか有名どころを挙げておく。
- バンダイナムコエンターテインメント:主にアイマスことアイドルマスターシリーズを展開している会社で、アイカツ!シリーズと同様にバンダイナムコ系列の会社。デレマスこと『アイドルマスター シンデレラガールズ』やミリマスこと『アイドルマスター ミリオンライブ!』やシャニマスこと『アイドルマスター シャイニーカラーズ』等、複数のブランドを現在でも展開しており、最近は新しく登場した学マスこと『学園アイドルマスター』が大人気となっている。ちなみにそのアイドルマスターシリーズは来年で20周年を迎える。
- Cygames(サイゲームズ):主にグラブルこと『グランブルーファンタジー』や現在は一番有名かつ大人気な作品となっているウマ娘こと『ウマ娘 プリティーダービー』を展開する会社。ガチャが渋いことで有名ではあるが、それ以外は基本的にファンを良い意味で唸らせるやり方を熟知しており、長く愛される作品を作ることが得意である。
- yoster(ヨースター):主に雀魂やアズールレーン、ブルアカこと『ブルーアーカイブ』で有名なゲーム会社。ブルアカは最近、アニメ化したこともあり、先生(ブルーアーカイブでのプレイヤーの職業)が増えたことと、登場キャラクターがかなり多いこととストーリーの内容がなかなか濃いことから人気を博している。
アイカツ!シリーズはそもそもやり方や展開の仕方が下手くそすぎる運営会社だったことが不幸だったと言えるだろう。上記に紹介した会社が運営していたなら、今でもシリーズが続いていてコンテンツが元気に動いていた未来があったかもしれないと思うと、運営会社のやり方や展開の仕方がコンテンツ展開においてはとても重要になってくるのだとかつてアイカツ!シリーズの界隈にいた身としては強く思った。
過去のことをどうこう言ったところで過去は変えられないため、仕方のないことではあるのだが、アイカツ!シリーズの運営はこれまでにファンから見ても世間的に見ても過ちを多く繰り返していることから今回は物申す意味も含めて今回のことを記事にさせてもらった。