Twilight Ocean Blog

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映画『アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』を観に行ってきました

皆さん、お疲れ様です。

2月に入ったことで2023年に入ってからはもう1ヶ月が経ちましたね。月日が経つのは本当に早いものです。

 

今回はアイカツ!シリーズがコンテンツとして続いている中で最期の映画となるであろう映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~を観に行ってきたので、その感想に関する記事です。

アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~

そもそも私はアイカツ!シリーズからは既に他界して、気持ちが離れてからもう3年という年月が経とうとしている。それなのになぜ今回この映画を観に行ったのかというと、私がアイカツ勢時代に知り合って今でも交友があるグループ仲間で既にアイカツの界隈から離れている人も今回の映画を観に行っていて、口を揃えて高評価をしているのとアイカツの最期を見届けたという人もいたために私もアイカツ!シリーズの最期くらいは見届けてやろうじゃないかという気持ちになったことで観に行くことにしたのである。というわけで今日はイオンシネマ海老名に行って観てきたのだが、本編が約72分という尺でありながらもシリーズの集大成と情報過多でこれでもかというくらいに殴られたという感想がまず出た作品になっていた。

 

☆映画本編に関する感想(※ネタバレあり!)

ここから先は今回、観てきた映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』を観た感想をネタバレ込みで書いていくため、まだ観に行っていない方でネタバレが嫌な方はここで読むのをやめてください。もう観たから内容を知っているという方やまだ観てないけど、ネタバレが大丈夫という方は読んでいってください。

※念のためクッション用の画像を貼っておきますが、その下からはネタバレ込みの感想なのでそれを了承の上でお読みください。

イオンシネマに置いてあったアイカツ!のパネル

↓以下、ネタバレ注意!↓

 

①スターライト学園を卒業した後のそれぞれの進路

映画の公式サイトのあらすじにもあるように『アイカツ!』の主人公である星宮いちごと彼女と同じ世代のアイドル達がスターライト学園からの卒業を意識し出すところからスタートする。

卒業が半年後という話をしている場面があったため、この卒業を意識する話をしていた時間軸は時期的にいちご達がスターライト学園の高等部3年時の9月か10月くらいだと思われる(この場面の彼女達の制服が冬服だったところから判断)。

スターライト学園を卒業した後の未来をそれぞれ考えるソレイユの3人。リーダーであるいちごだけがまだ思い浮かばないなか、霧矢あおいは何かを考えている様子である一方で紫吹蘭はモデルを続けるのではなく芝居の世界に飛び込むことを決意する。芝居の世界とはいってもあおいのような女優と思いきや舞台女優の路線に行っていたため、そっちの路線に行ったか!と思わされた。

あおいはスターライト学園を卒業後、留学するためにアメリカのロサンゼルスにある大学に進学することを決意。それによっていちごとあおい、蘭の3人はスターライト学園を卒業後にソレイユとしての活動を休止することに決める。その後に自分達の世代が卒業することを機にいちごが卒業ライブをしようと言い出す。

 

② いちご世代がスターライト学園を卒業した後の話

スターライト学園の卒業ライブの話が出てライブ本番のシーンの前にいちご達がスターライト学園を卒業してから4年後の話に飛ぶ。未来の話に行ったというべきか、現在の時間軸と言うべきか。

いちごと蘭の2人はスターライト学園を卒業後に同居を始めている。ちなみにこの2人が同居するという話はスターライト学園を卒業する前からしていたため、これが現実のものになった形となっている(ちなみにあおいはこの時、既にロサンゼルスにいるが彼女が日本に帰ってきた後はソレイユの3人で同居するものと思われる)。蘭に関しては赤い車(車好きの仲間によると車種はBMWのZ4らしい)を所有しており、それを運転して仕事の現場に向かっている。

ある日の夜、いちごと蘭の2人が夜ご飯を鍋にしようという話になるのだが、いちごと蘭が2人共に偶然にも鍋の具材を買ってきてしまったことから、鍋パーティーをするために何人か呼ぼうという話になったことでいちごの弟である星宮らいちと、学園時代の友人である藤堂ユリカ様一ノ瀬かえでの合計3人が鍋パーティーに呼ばれることとなる。

アニメで初登場した時はまだ小さい小学生男児だったらいちが19歳のイケメン高身長な大学生に成長していたのには正直、驚いた。さすがは星宮家の家系というべきか(父親である太一はイケメン高身長、母親のりんごはいちごと同じトップアイドル)。そのらいちは現在、大学に通いながら実家であるなんでも弁当で配達のアルバイトをしているらしく、名前をライチーイーツというんだとか(どこのウーバー〇ーツだよw)。

スターライト学園生時代には血の代わりとしてトマトジュースを飲んでいたユリカ様が大人になったことでワインを飲んでいたシーンに関しては解釈一致というべきか。

かえでに関しては最近、日本酒にハマっているらしくユリカ様の隣で日本酒を飲んでいたのだが、ユリカ様に関してはワインの飲みすぎで酔っ払って絡み酒と化していたシーンでは思わず笑ってしまった。ちなみにその絡み酒の相手はらいちに向かっていたが。

鍋パーティーが終わって解散となった時にユリカ様がワインの飲みすぎですっかり出来上がってしまっていたため、かえでが介抱する形で一緒に送る形で帰っていたシーンがあったが、そこから公式はかえユリ推しであることが明らかになった(ユリ派は息してますか?あ、してない…)

3人が帰った後の夜中にいちごと蘭の2人がカクテルを飲む形で酒盛りを始めるのだが、本来は女児向け作品であるアイカツ!お酒の描写をここまでするとは思わなかった。

一方、ロサンゼルスに留学中のあおいは自分といちごのアイカツの始まりである神崎美月と通話しているシーンがあり、この時の美月はなぜかロンドンにいるのだが、これは美月の役を演じている寿美菜子さんがイギリスに留学していたことによる中の人ネタだろうと思われる。

 

③時間軸は再びスターライト学園の卒業ライブへ

いちご世代のスターライト学園からの卒業ライブに出演していたユニットはソレイユトライスターぽわぽわプリリン、さらにルミナスというオールスターなライブとなっていた。卒業ライブの最初の曲は「Signalize!」だったのだが、この曲はアニメにおける一番最初のオープニングテーマだったため、始まりから私達はここまで来たというメッセージ性を勝手に感じてしまった。

ただ『アイカツ!』で多数の楽曲を手掛けている田中秀和氏の逮捕の影響で逮捕前は「アイドル活動!」を使う予定だったところを「Signalize!」に置き変えたのではないかという憶測をした人もいるのではなかろうか(田中秀和氏が手掛けた楽曲はライブでは既に封印指定楽曲になってしまっている関係で今回の映画にもその影響が出たと思われる)。卒業ライブの最後の曲がソレイユによる「MY STARWAY」だったのだが、これは歌詞からして「SHINING LINE*」のアンサーソングになっているため、そこがエモいポイントと言えるだろう。

 

④総評

スターライト学園の卒業ライブが終わった後は再び4年後のシーンに戻り、あおいがロサンゼルスの大学を卒業した後に日本に戻ってきたことでいちごとあおい、蘭の3人が卒業したスターライト学園で再会したところでこの映画は幕を閉じる。

総合的な感想として、この映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』はアイカツ!シリーズの最期を飾るには相応しい作品だったと言えるだろう。

話の展開の時間軸がスターライト学園を卒業する前→卒業後から4年後→スターライト学園の卒業ライブ→再び4年後に戻るという時間軸が進んだり戻ったりまた進むという展開構成になっているところはややこしく見えるが、約72分という尺の中でよくここまで纏めたなと思ったのと4年後の話でもう少し尺を伸ばすことができたのでは?とも思った。

結論として、今回の映画アイカツ!10th Story~未来へのSTARWAY~』は『アイカツ!』のアニメと筐体がやっていた時期にちょうど世代だった人達向けに作られていたという感じが凄かった。そのため初代原理主義アイカツ!は初代が一番好き!という方は今回の映画を絶対に観に行くべきだとは思う。

今回の映画の入場者プレゼントであるイラストカード(私は藤堂ユリカ様でした)