皆さん、お疲れ様です。
今回は私が最近、そこで働いている友人に紹介されたことで行き始めたお店で障害福祉施設の「ぴあると」が運営するマグロ食堂「海鮮にぎやか食堂 魚ると」の紹介をしていこうと思う。
☆『海鮮にぎやか食堂 魚ると』とは
『魚ると』とは、横浜市中区弁天通にあるヘルシーで美味しく値段もリーズナブルなマグロ料理の専門店であるのと同時に就労継続支援B型事業所という施設でもあり、精神障害を持っていることで一般企業で働くことが困難な人に就労の機会を提供する場所でもある。精神障害を持つ人は、とても素直に誠実で物事に向き合っていても得意でない部分のために今までどこに行っても上手くいかず、自尊感情が低くなってしまっている場合がとても多い。魚るとは調理もホールも全て障害を持ったスタッフが運営しているため、こちらが声を掛けた際や注文を取りに来てくれる際は少しぎこちない部分が多少なりともあるのだが、そういったことは上記のことを理解した上で優しく接してあげるといいだろう。そんな魚るとへのアクセスは以下の通りである。
魚るとに行くには添付画像にある森藤ビルという賃貸ビルの入口から入るため、初見ではお店があるとはわからないだろう。この森藤ビルの3階に魚るとは存在する。こういった関係とお店がある弁天通は関内駅や馬車道駅から少し歩いた場所で入り組んだ道の中にあるため、場所的にも穴場のお店である。建物がある向かいにはtvkことテレビ神奈川の本社ビルがあり、それを目印にすると迷いづらいだろう。
森藤ビルに入って階段かエレベーターで3階に行った先に待っているのはとてもオシャレな空間。店内にはスクリーンが壁一面に張られていることで窓が見えなくなっており、普通のお店に比べると明かりを抑えている関係でそこまで明るくはないものの、雰囲気的にはとても落ち着ける空間となっている。
☆魚るとで食べられるメニューを一部紹介
ここからは魚るとで食べられるメニューを写真と共にその一部を紹介していく。魚るとはマグロ料理専門店であるため、マグロ料理を中心としているメニューとなっている。
こちらのマグロ竜田揚げは魚るとといえばコレと(私が勝手に)思っているメニューである。このマグロ竜田揚げは食べてみると温かくすごくサクサクで、マグロを竜田揚げにするとこんな味になるのか!とその美味しさに初めて食べた時は良い意味で驚かされた。竜田揚げにしていることで魚介類特有の生臭さがないため、その生臭さが理由で魚介類が嫌いな人でも食べられるようになっているとは思う。
添付写真は単品だが、こちらには定食タイプも存在している。定食にはこのマグロ竜田揚げと一緒にご飯と味噌汁、漬物もついてお値段は850円となっている。定食タイプにしても1000円を超えないリーズナブルなお値段であることも特徴だ。
こちらも魚るとの定番メニューであるマグロつくね。
そもそも、つくねとは鳥肉や獣肉、魚肉などのすり身を団子状や棒状に成形して調理した食品であるため、マグロとの相性はもちろん良い。
添付写真は単品であるのだが、こちらも定食タイプが存在している。定食にはこのマグロつくねと一緒にご飯と味噌汁、漬物がついてお値段はマグロ竜田揚げと同様に850円となっている。
続いては、マグロの揚げ餃子。
こちらはよくある揚げ餃子の材料には使わないであろうマグロを使っている料理であるのだが、味に違和感がなく衣もサクサクで美味しく食べられる一品となっている。
お次に紹介する料理はマグロのメンチカツ。
メンチカツは本来、豚肉や牛肉の挽肉にみじん切りにしたタマネギ、食塩、コショウなどを混ぜて練り合わせて小判型または球型に成形し、小麦粉、溶き卵、パン粉からなる衣をつけて油で揚げた料理であるのだが、このメンチカツは名前の通り材料に肉ではなくマグロを使っている斬新な料理である。
味としては、マグロを使っているということを知らずに食べた場合、本来のメンチカツを食べているような感覚で食べられるため、マグロを使っているとは思わないだろう。
デザートメニューとして、ケーキがある。
サイズ自体は小さいもののチーズ、チョコ、キャラメルの3種類から選べるようになっている(状況によっては品切れの種類がある時も)。
☆まとめ
現在の魚るとは毎週金曜日のみで16時から19時というピンポイントな営業日と営業時間なのだが、来月(4月)からは平日は毎日(祝日は除く)営業することになっている関係で今までに比べると行きやすくなる上に内装はとてもオシャレな穴場のお店であるため、神奈川県及び横浜市周辺に住んでいる方でこの記事を読んで魚るとが気になった人はぜひ一度、来店してみてはいかがだろうか。むしろ気になった人はぜひ一度、行ってみてください!